くらし

壁紙のはがれ、自分でどうにかできますか。

目にするたびに、きれいにしなくちゃ、直さなくちゃ、と思っている家の中の小さなイライラ。
ラクに解消する方法をDIYアドバイザーの山口利江さんに聞いた。
  • 文・長谷川未緒 イラストレーション・マエダユウキ

壁紙は湿気で伸び、乾燥で縮むので、この伸縮をくり返すうちに浮いたりはがれたりしてきます。破れていなければ、自分で貼り付け可能です。

その際、気を付けたいのは、壁紙のはがれ専用の接着剤を使うこと。木工用ボンドなど他用途のものを使うと、経年変化により塗った部分が変色してくることがあります。

水に強いのでキッチンや洗面所など、高湿度で水がかかる場所の壁紙も強力接着。耐水性壁紙のりキット 1,600円(建築の友 TEL.0120・58・0160)

便利な道具を活用すれば、たいてい自分で補修できます。

経年や不注意によってできた家の傷や不具合は、放置すると劣化が進むため、被害が小さいうちに補修したい。プロに頼むと費用がかさむが、DIYアドバイザーの山口利江さんによると、ホームセンターには、さまざまな製品が販売されており、それらを使えば、ビギナーでも簡単に直せるそう。

「自分の家に使えるものかどうか、製品を買う前に裏側の表示などをよく見て、確認しましょう。自分で直す場合は、完璧な仕上がりを求めすぎずに、プロセスを楽しむことも大切だと思います。ここでは、よく相談を受ける家の補修ポイントと、便利な道具を紹介しますので、ぜひ試してみてください」

山口利江

山口利江 さん (やまぐち・としえ)

DIYアドバイザー

木工教室の講師やDIY店スタッフなどを経て、2014年に「ぐっさん工房」をオープン。木工教室のほか、リフォーム希望者へのアドバイスや家具製作なども行う。

『クロワッサン』1090号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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