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ちょっとぶつけただけなのに、壁に穴が開いてしまいました。

目にするたびに、きれいにしなくちゃ、直さなくちゃ、と思っている家の中の小さなイライラ。
ラクに解消する方法をDIYアドバイザーの山口利江さんに聞いた。

文・長谷川未緒 イラストレーション・マエダユウキ

ちょっとぶつけただけなのに、壁に穴が開いてしまいました。

石膏ボードに壁紙が貼ってあるタイプの壁は、家具をぶつけたり、ペットにかじられたりすると、すぐに穴が開いてしまいます。よほど大きな穴でない限り、自分で補修可能です。

まず、開いた穴を覆うようにメッシュテープを貼って補修パテを塗ります。乾燥後やすりをかけてなめらかにして、壁紙を貼れば完成です。

左・壁紙を貼る前の下地処理に。粘着タイプパテづけ用ネットテープ 50mm×10m 521円、50mm×20m 1,088円*編集部調べ(アサヒペンお客様相談室 TEL.06・6934・0300) 右・壁の下地調整や割れ補修に。室内かべ補修用 かべパテ 1kg 980円(セメダイン TEL.0120・58・4929)
左・壁紙を貼る前の下地処理に。粘着タイプパテづけ用ネットテープ 50mm×10m 521円、50mm×20m 1,088円*編集部調べ(アサヒペンお客様相談室 TEL.06・6934・0300) 右・壁の下地調整や割れ補修に。室内かべ補修用 かべパテ 1kg 980円(セメダイン TEL.0120・58・4929)

便利な道具を活用すれば、たいてい自分で補修できます。

経年や不注意によってできた家の傷や不具合は、放置すると劣化が進むため、被害が小さいうちに補修したい。プロに頼むと費用がかさむが、DIYアドバイザーの山口利江さんによると、ホームセンターには、さまざまな製品が販売されており、それらを使えば、ビギナーでも簡単に直せるそう。

「自分の家に使えるものかどうか、製品を買う前に裏側の表示などをよく見て、確認しましょう。自分で直す場合は、完璧な仕上がりを求めすぎずに、プロセスを楽しむことも大切だと思います。ここでは、よく相談を受ける家の補修ポイントと、便利な道具を紹介しますので、ぜひ試してみてください」

  • 山口利江

    山口利江 さん (やまぐち・としえ)

    DIYアドバイザー

    木工教室の講師やDIY店スタッフなどを経て、2014年に「ぐっさん工房」をオープン。木工教室のほか、リフォーム希望者へのアドバイスや家具製作なども行う。

『クロワッサン』1090号より

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