くらし

「短歌と言葉についてゆっくり話そう」【穂村弘さん・吉澤嘉代子さん対談】

現代短歌の門戸を広げる穂村弘さんと穂村さんをきっかけに短歌に魅了された吉澤嘉代子さん。言葉を紡ぐ魅力を語ります。
  • 撮影・三東サイ　文・辻さゆり
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（左）「 東詩人や吟遊詩人、歌人の直系は ミュージシャンだと思う。」（穂村さん）／（右）「磨かれ、残された三十一音に 作り手の執着を感じ、ぐっときます。」（吉澤さん）
〈Lesson1〉 私的短歌 ー 吉澤さん：吉澤さんが「いうなればフォーク」と言った歌。自分の人生観が詰まった、私性が強く出た一首。
短歌を書き出す吉澤さん。「縦書きのほうが良かったかな」「リアリティがあっていいんじゃない?」
いつも歌集は声を 出しながら読んでいます。
短歌の距離感は、歌詞より クローズアップした感じ。
〈Lesson2〉 言葉で作る世界 ー 吉澤さん：こちらはJ-POP。心に強烈に残る風景から物語や情景を言葉の世界で組み立ててみることに挑戦。
〈Lesson3〉 景を詠む ー 吉澤さん：都会の中でふと感じたウキウキした気分を歌にしたシティポップ風。忘れられない情景もまた歌のピースに。
贈る短歌 ー 穂村さん：対談の終わりに穂村さんから吉澤さんへ贈った歌。景色を眺めて歌を詠む〈吟行（ぎんこう）〉に近い創作が偶然にも生まれた。
日比谷野外大音楽堂の入り口。穂村さんが吉澤さんの振り付けのセンスに驚いた場所でもある。
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TAGS
#お茶の時間 #吉澤嘉代子 #対談 #短歌 #穂村弘

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