くらし 美しくかつ、使いやすい。京都の審美眼が凝縮した器や道具。 心惹かれる骨董の器、長く愛されてきた道具、京都で出合うものはそれだけで特別。中でも目利きが足繫く通うお店を訪ねる。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2023.07.15 撮影・津久井珠美 構成&文・中岡愛子 国産のお魚をもっと身近に (#PR)「お魚の冷凍ミールキット、今の我が家にぴったりです!」 写真ギャラリー 韓国の現代作家「名もなき陶工」の満月つぼ1万3000円。江戸〜昭和の木版画が壁面を彩る。 「白磁と染付が好き」という李さん、骨董の豆皿や猪口は「心ときめくもの」を基準にセレクト。 韓国の陶芸アーティストTorim Porcelainに別注した蓋碗 各2万1000円、江戸の豆皿各1万2000円。 右・浮世絵2万2000円も「小さな」サイズを。左・「清水焼の窯元や店が集まる五条坂の路地という立地もいい」(編集者、ライター・宮下亜紀さん) 凛とした空間で、夫妻のやわらかな雰囲気に心和む。お茶の商社につとめていた里恵さんによるオリジナルの茶葉の販売も。 琵琶湖疎水沿いの気持ちのいい店内。 吉川和人による「宮川ミラー 大」7万8100円(受注販売)。 夫妻も愛用する、小野哲平作の薪窯猪口(中) 各5,500円。 辻村唯の自然釉スミレ壺1万5000円、佃眞吾の菊花トレイ3万8000円。 佃眞吾の日ノ丸盆にイギリスのアンティークのガラス、オーストリアのナイフレストなどを大らかに合わせて。 店内中央の棚に、ヨーロッパで買い付けたアンティークの器やシルバーが色とりどりに。 永松さんの朗らかな人柄にも人気が。 取り扱う作家は、陶器をメインに木工など40人ほど。食卓のイメージが自然と湧いてくるディスプレイ。 山口和宏の長方くるみトレイ(小・約21×15×3cm)1万450円〜。 洋白と真鍮のオリジナルカトラリー2,200円〜。 古い倉庫を改装。「2階にある展示室“分室カスタド”もよい空間です」(宮下さん) 照明、家具も豊富。 市松模様が美しい、深川製磁 蓋茶碗 各3,000円。江戸中期 伊万里 蕎麦猪口 一客1万3000円〜。 昭和初期 塗り盆5,000円。上にのせた豆皿は、右から時計回りに、幕末 高取2,000円、明治期 瀬戸2,000円、幕末 伊万里4,000円、江戸後期 伊万里4,000円。 町家を改装。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 京都で古き良き暮らしの道具を揃える。 おみやげにしたい、新旧名店が作る京都のおやつ10。 京都通が薦める、【京中華】の厳選3軒。 TAGS #井原裕子 #京都 #器 #国内旅行 #宮下亜紀 #旅行 #春の京都案内。 HOME くらし 美しくかつ、使いやすい。京都の審美眼が凝縮した器や道具。