くらし SNSで若者にも人気の短歌、その魅力を二人の歌人が語り合う。【東直子さん・上坂あゆ美さん対談】 今、静かなブームを呼んでいる短歌。さまざまな人を惹きつけている理由とは? 31音の世界が織りなす魅力に迫ります。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2023.02.22 撮影・三東サイ 文・嶌 陽子 (PR)パワフルな吸引力でよく落ちる! 洗いにくい布製の家具やラグ。それでも清潔を保ちたいですよね。頼れるおすすめのクリーナー、新登場です! 写真ギャラリー (左)「 時を超えて、さまざまな人々の心に刺さっていくところも魅力です。」(東さん)/(右)「作者の思いや生き様が必ず入る、それが短歌の面白さだと思います。」(上坂さん) 東京・西荻窪の商店街を歩く。何度か会っているという2人、話は尽きない。 「上坂さんはどうやって短歌を書いてるの?」「スマホにメモした言葉を元に、パソコンで作っています」 独立系書店『本屋ロカンタン』に立ち寄る。店の入り口には東さんの短歌集が原作になった映画のポスターも。 木下龍也さん、工藤玲音さん、岡本真帆さんなど、東さんが読んだ若手歌人の歌集。「それぞれ持ち味は違うけれど、皆が思っていることを歌として提示してくれる方たちだと思います」。左から3冊目は、東さんも編者に名を連ねる、現代短歌のアンソロジー。 穂村弘さん『シンジケート』、平井弘さん『振りまはした花のやうに』など、上坂さんの短歌のルーツとなる歌集の数々。書店でたまたま見つけたり、歌人仲間に教えてもらったり。「最初に読んだのは岡野大嗣さんの『サイレンと犀』。5年前に書店で見つけて読んで、自分でも短歌を作ろうと思いました」 「上坂さんは事実を淡々と描きつつ、心に刺さる言葉を選んできます。」 「東さんの歌は主語が曖昧で、だからこそ普遍性を感じます。」 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 「短歌と言葉についてゆっくり話そう」【穂村弘さん・吉澤嘉代子さん対談】 俵万智さんと飯間浩明さんが語り合う、辞書と短歌と変わる日本語。 作家志望のお笑い芸人・斉藤紳士さんと元祖カリスマ書店員の間室道子さんによる「極上の読書案内」。 この時期気になる汗対策に! (PR)スカートがはりついて気持ち悪い…。肌のベタベタがいつまでも続いて不快…。そんなときにぜひインナーとして仕込んでほしい1着です。 広告 TAGS #お茶の時間 #上坂あゆ美 #対談 #東直子 #短歌 HOME くらし SNSで若者にも人気の短歌、その魅力を二人の歌人が語り合う。【東直子さん・上坂あゆ美さん対談】