くらし

手芸好きの玉鷲一朗関と人気編み物作家の横山起也さんが語り合う「手芸の力」。

手芸好きで知られる玉鷲一朗関と、人気編み物作家の横山起也さん。
男性ふたりが、手芸の魅力について熱く語ります。
  • 撮影・三東サイ　文・矢内裕子

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「手芸をしているあいだは時間は自分だけのものになります。」（玉鷲関） / 「被災地で出会った方々が「手芸の力」を教えてくれました。」（横山さん）
「紙、ありますか」と、ノートを1cm角に切って、小さな折り鶴を折ってくれた玉鷲関。驚きの器用さ。
裏側の糸の始末は考えず、どんどん刺していくそう。「青や緑が好きなので、よく使います。100円ショップで、いろいろな糸や手芸用品を見ていると、たまりません（笑）」 （玉鷲関）
ファンの方から刺繡糸をプレゼントしてもらうことも。
玉鷲関がデザインしたハート形の刺繡。
玉鷲関が家族の顔をモチーフに、フェルトで作ったマスコット。よく見ると自身の顔もある。「材料は100円ショップで買ったものばかりです」
横山さん持参の「道具箱」。お手製の、指先に乗るほど小さい編みキノコがたくさん。
5cmくらいの編みキノコは、茶花に見立てて。まわりのコケや植物も編み物作品だ。
横山さんが仕立てた茶箱で、玉鷲関に一服点てる。すべて小ぶりな「旅持ち」の道具はままごとのような愛らしさだ。
侍や漁師、船員や海軍、男性も編み物をしてきた。 歴史を見るとそうなのです。（横山さん）
菓子切りを包むのも編み物。ここにも小さな編みキノコが。
編みキノコがいる古帛紗（こぶくさ）に、茶碗をのせて。横山さんの遊び心が楽しい
横山さんのブローチ。大根は地面から「収穫」できるという細かさだ。
数々のワークショップも開催している横山さん。初代の編みキノコがこちら。
編み物の素材は自由自在だ。これは釣り糸（テグス）を編んだもの。やわらかな明かりが美しい。
「生きるために食べる」のに「食べるために生きる」に なってしまっているのが今。（玉鷲関）
片男波部屋の玄関で。浴衣は日暮里の『TOMATO』で気に入った生地を自分で探し、仕立ててもらっている。
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TAGS
#お茶の時間 #力士 #対談 #横山起也 #玉鷲一朗関 #編み物

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