設問の結果、導き出されるのは6つのキャラクター。自分のキャラがわかっても「そんなところもあるけど」などと、しっくりこない人もいるかもしれない。また、複数のキャラが同数該当した人もいるはず。
「人は誰しも、メインの“顔”とそれ以外の“顔”を持っているからです。強弱のバランスもそれぞれで、職業や立場に応じて使い分けている人も多いでしょう」(小高さん)
でも、一番大切にしたいのは、持って生まれた性格=気質だ(下図)。
「性格は4つの層で構成されますが、本質的なものが“気質”。その周りに幼少期に刷り込まれ、育った環境によって作られる“気性”があり、自分を取り巻く環境とどう接するかで育まれてきた“習慣的性格”、最後が社会に出て培われる“役割性格”です」
年齢を重ねるほど、周りから求められる役割を演じる時間が増え、本質的な自分を見失いやすくなるもの。
「選んだキャラクターが、気質ではない人もいるでしょう。居心地よくいられるのは本当はどの“顔”か、考えるきっかけにもしてください」