くらし

脳科学に基づいた工夫が随所に。みんなの快適を追求した二世帯の家。

コミュニケーション・ストレスの研究家でもある黒川伊保子さんが建てた二世帯住宅には、息子夫婦との同居生活を楽しくする工夫が溢れていました。
  • 撮影・青木和義　文・菅野綾子

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リビングに入って右、仕切りの奥には仏壇コーナーが。「唐突に仏壇があるとお客様が緊張するので、入ってきた時やテーブルからは見えない位置に」
1階、玄関を入って右側は黒川さんのクローゼット。「帰ってきたらここですぐ着替えて、左手にある自分の仕事場や2階のリビングへ」
生活動線の要にある息子専用のクローゼット。「息子が物を置きっ放しにしても、クローゼットの中に蹴り入れちゃえばいいだけ（笑）」
リモート会議なども行う黒川さんの仕事部屋は、玄関から入ってすぐの1階に。リビングとはフロアも違うため、集中力も格段アップ。
黒川さんの仕事部屋には趣味の着物用桐だんすや息子の思い出グッズなどもあり、一人の時間をゆっくり過ごせる空間になっている。
「アイロン台とミシンをしまわない家に住みたいという、お嫁ちゃんの願いを形にした」ソーイングルーム。黒川さん夫婦の動線外の3階の一番奥にあり、プライバシーが守られている。こんなスペースがあれば、二世帯同居も苦にならない。
ドアのデザインは、靴箱の上に飾られているサントリーニ島で買ってきたアートがイメージソース。
玄関先に設置された宅配ボックス。意外と省スペースで、都心の狭小住宅でも取り入れやすそう。
右を黒川さん夫婦、左を息子夫婦が利用。使うコスメをそれぞれ置いておけるのもいい。
「ここはバックヤードと決めて、見た目より機能性重視。なんでも手の届く位置に置いています」
パントリー奥の壁紙は黒川さんが惚れ込んだカラフルなモザイク柄。引き戸を閉めれば隠せるので、どんなに物が多くても気にならない。
シンクから棚までの床幅は120cm。「料理担当の私と息子が同時にキッチンに立ちつつ、誰かが食器を取りに来てもまだ余裕があります」
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TAGS
#ライフスタイル #二世帯の家 #人生を変える、住まい方。 #住まい #脳科学 #黒川伊保子

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