くらし

Twitterで大人気の寿木けいさんの、賢く美味しい料理の時短メソッド、8つのアイデア。

一日のうち大きな割合を占める料理と向き合う時間。朝昼晩手際よく、しかも美味しく作るヒントがここに。
  • 撮影・MEGUMI 文・石飛カノ

[時短 アイデア 1 ]献立決めに迷う時間を解消、御膳を揃えてメニューを決める。

2010年から日々の食卓にのぼる料理とレシピのツイートを続けている寿木けいさん。その経験から編み出した、料理時間を制するさまざまなテクニックをご紹介。

まずは日本中の家庭料理人の悩みのタネ、「献立づくり」の時間を短縮する一手は「御膳を揃える」という方法。

「御膳は”ここからは食事の時間!”という結界のようなもの。うちでは家族4人分の御膳を用意して、その日使いたい器をまず並べてしまうんです。頭の中で器と食材をシャッフルしているうちに、作りたい料理が見えてくるようになります」

長皿には主菜の鮭の南蛮漬け、小鉢には副菜の雷こんにゃく(仕上げに醤油を鍋肌から流し入れるとき”ジャッ!”と雷のような音がすることから)、そしてごはんと汁物をセットすれば御膳の完成! 献立づくりは器の力を借りて、より簡単に。

●豆ごはん
洗った米に塩ひとつまみ、さやから出したえんどう豆を加えて、通常と同じ水の量、同じ時間で炊く。

●鮭の南蛮漬け
鮭は薄く塩をして15分置き、水気をふく。薄力粉を全体にまぶし、油を熱したフライパンで両面を焼く。酢、醤油、砂糖をよく混ぜ、薄切りした新玉ねぎ、にんじん、ピーマンを加えて混ぜ合わせる。そこに焼いた鮭を漬けて、少し置いてから器に盛る。

●豆乳ときのこ、青菜のスープ
鍋にだしを沸かし(作りたい分量の半分)、しめじ、塩揉みしたかぶの葉を加えて煮立たせる。だしと同量の豆乳を加え、ぐらっと煮立つ前に味噌で味を調えてできあがり。

●雷こんにゃく
こんにゃくをスプーンでくり抜くように一口大にちぎり、フライパンで乾煎りする。水分が飛んだら火を止め、醤油を鍋肌から流し入れ、全体になじませる。おかか、白ごま、一味唐辛子を振り、好きな味に調える。

[時短 アイデア 2]定期宅配便を上手に活用して、買い物時間を節約したい。

商店やスーパーマーケットですべての食材を買い揃えようとすると、手間も時間もかかるもの。その負担を軽くしてくれるのが定期宅配便。

寿木家には毎週木曜日に有機野菜ボックスが届く。週によって、届く野菜はさまざま。珍しい野菜には簡単なレシピが添えられているのもうれしい。それとは別に、牛乳、卵、豆腐、納豆など、日々の食事で決まって口にするものは生協の宅配便で調達している。

「それ以外は冷蔵庫のドアに足りないもののメモを貼っておき、あらかじめ買うものを決めておきます。だから、買い物にかける時間はものすごく短いんです」

欠品は迷いなく手に入れるかわり、肉や魚を専門店で買い求め、店主にメニューの相談をすることも。これもまた買い物で悩まない秘訣だ。

有機農家から今週届いた野菜は、みず菜、ほうれん草、ねぎ、にんじん、小松菜、アレッタ、セロリ、いんげんなど。アレッタはレシピ付き。卵や牛乳などは生協の宅配便で日用品とともに届く。必需品は宅配で手配すれば運ぶ手間も省ける。
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