からだ

【家事をしながら】時間がない、は言い訳になりません。“ながらトレ”で効率的に鍛える。

わざわざ鍛える、ということに抵抗がある人でも、思い立ったその瞬間からできるのが“ながらトレ”。日常生活のあらゆるシーンで、こんな鍛え方はいかがでしょう?
  • 撮影・青木和義 スタイリング・高島聖子 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・美代 文・黒田 創 イラストレーション・山本由実

掃除や料理のちょっとした 動きに運動要素をプラス。

きれいになった窓や床。モチベーションが続いている時だからこそ小まめな掃除を心がけたいもの。そんなときに意識したいのが窓拭きの腕の動かし方や、床拭きの雑巾の絞り方。いくつかのポイントを意識するだけで上半身のトレーニングに変身する。
台所仕事の間はペットボトル・エクササイズを。

肩を大きく動かして 窓を拭く。

【効果→】背中、二の腕の引き締め

窓の正面の真ん中に立ち、立ち位置を変えずに腕を大きく左右に動かし、雑巾で窓を拭く。肩甲骨と二の腕をしっかり使いながら、上から下まできっちり拭くこと。片方の手で1枚拭いたら次の窓は反対側の手を使う。家じゅうの窓を内、外とも拭けばかなりの運動に。
手先だけを動かすのでは背中や二の腕の筋肉に効かない。肩から腕全体を大きく動かすこと。

脇を締めて雑巾を絞る。

【効果→】上腕部の引き締め

フローリングの床や窓拭きなどに使う雑巾。水を絞る際、脇をしっかり締めて絞ると上腕部全体にキュッと力が入り、引き締め効果がもたらされる。雑巾に限らず、タオルや布巾などを絞る際にもこの点を意識すること。なるべく固く絞るとさらに効いてくる。
両脇を開いたまま絞ると前腕に力が入り、上腕部の引き締めにつながらない。脇はしっかり締める。

立ち仕事のときに ペットボトルを内股に挟む。

【効果→】骨盤底筋群、内ももの引き締め

台所仕事など立ち止まって行う家事の際、太ももの間に500mlサイズの水入りペットボトルを挟み、力を入れる⇔抜くを繰り返す。内転筋や骨盤底筋群が刺激され、内ももの引き締めやヒップアップにつながる。硬めのペットボトルを使い、20〜30分を目安に続ける。
なるべくお尻に近い場所で挟むのがポイント。中途半端な場所で挟むと太もも周りにしか効かない。

小塚愛美(こづか・めぐみ)●パーソナルトレーナー。高校時代はバレーボールで活躍。女性向けスポーツジムに勤務後、パーソナルジム〈Aphro dite〉を開業。トップモデルや俳優など幅広く指導する。

ロングスリーブクルーネック1万8000円(エム・エックス・ピー/ゴールドウイン TEL.0120-307-560) デニムパンツ1万900円(ドクターデニム/ザ センスTEL.03-5579-2595)

『クロワッサン』989号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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