からだ

食べて痩せるをサポートする、21の知恵とアイデア。

  • 撮影・青木和義 文・小沢緑子 イラストレーション・足立もえか

《6》肋骨、骨盤を閉じれば、食べる量は減っていく。

「内臓を支える肋骨と骨盤の開きを閉じると、体の器が小さくなり少量でも満腹を感じやすく、食べる量が自然と減ります」(柳本さん)
そのための呼吸法×エクササイズがこれ。まず両足を開いて立ち、鼻から息を吸いながら組んだ両手とともに骨盤をグーッと上に上げるように伸びを。その際、肛門や膣をぎゅっと締め、次に息を吐きながらさらに締め続ける。繰り返し5〜6回。

《7》AI搭載アプリで 食事記録をサポートする。

カロミル https://calomeal.com 食べたものの写真を撮ると、AIが自動的に食事候補を選択。栄養成分値がこと細かに記録管理できる。
FiNC https://finc.com 毎日の歩数、体重・睡眠・食事といったライフログを、専属トレーナーAIがサポートしてくれる。

ダイエット中に欠かせないのが、食事内容や体重の変動などの記録。その面倒な管理をスマホのダイエットアプリに任せよう。最近はAI(人工知能)を搭載したものが増えていて、ますます進化中。たとえば、摂取カロリーや栄養素などを自動的に数値化してくれたり、客観的に今の状況を把握することができる。無料で試すことができるアプリがあるので、自分が使いやすいものを見つけて。

《8》噛み応えのある食材を大きくカットし、早食い防止。

“早食いは太る”は真実。
「同じ食事でもゆっくりよく噛んで食べると、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され満腹感が得られるので、食べ過ぎを抑えることができます。早食い防止のためには、根菜類、きのこなど食物繊維が豊富で噛み応えのある食材を選ぶ。切るときも、いつもより大きめにカットを意識して。自然と咀嚼回数が増えますよ」(河村さん)

《9》ベリー&キウイは便秘解消と美容効果も。

「果物=太ると考える人もいますが、ブルーベリー、ラズベリーは低糖質&低カロリー、食物繊維やポリフェノールも豊富でおすすめ。また、ラズベリーの香り成分には脂肪燃焼効果があるといわれています」(スギさん)
キウイも食物繊維が豊富。
「キウイにはたんぱく質分解酵素が含まれ、肉や魚を食べた後に摂ると消化吸収をよくする働きもあります」

《10》ヒップリフトを習慣にして、溜め込まない体に。

「全身の筋肉の7割が集中する下半身。大殿筋を中心に、お腹や背中の筋肉も鍛えるトレーニング『ヒップリフト』が効率がよくおすすめです。お尻や腿の筋肉をしっかり使えるようになり、代謝が上がります」(河村さん)
仰向けに寝て膝と股関節を曲げた姿勢から、お尻を締めながら持ち上げる。頭から骨盤まで一直線になるように意識して、10回3セット。

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