ぜいたく気分ではちみつ湯に浸かる。入浴剤の作り方。 | からだにいいこと | クロワッサン オンライン
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ぜいたく気分ではちみつ湯に浸かる。入浴剤の作り方。

  • 取材・文/石飛カノ 撮影/森山祐子 写真、データ協力/山田養蜂場

元気をチャージするサプリメントに不快な症状を緩和する薬にと大活躍のはちみつだが、さて、ここからは美容編。  
相撲取りは日本酒、クレオパトラはミルク、そして日焼け後の女性には、断然はちみつ。これは、浴槽の中に入れる美容効果が期待できる入浴剤のこと。
「普通の家庭のバスタブであれば、大さじ2〜3杯ほどのはちみつで十分。ティーカップなどに取って、スプーンを添え、浴室に持っていきます」  
天然はちみつであるかぎり、お好みのものならなんでもよし。  

とろーりとしたはちみつをお湯に入れるとベタつきそう、というイメージを持つかもしれない。心配ご無用。湯上がりの後の肌はしっとりすべすべ。それはもう大げさでなく、力士のもちもちの肌や世界3大美女の美肌にもひけをとらないくらい。はちみつには肌の潤いを保つ保湿効果があるのだ。

お好みのはちみつに精油の香りをプラス。

ただし、はちみつを浴槽に入れたとしても、残念ながらその香りが浴室で楽しめるわけではない。なので、前田さんは好みのエッセンシャルオイルをプラスすることが多いという。
「はちみつの上にそのまま垂らして、スプーンでよく混ぜ合わせてからお湯に溶かします。たとえば、オレンジのはちみつにオレンジのエッセンシャルオイル、ラベンダーのはちみつにローズマリーのエッセンシャルオイルと、いろいろな掛け合わせを試してみるのがとても楽しいんです」  
香りに包まれながら、これは何の花蜜のはちみつで、どんなところで作られたもので、養蜂家の思い入れはいかばかりかと思いを馳せる。  

たとえばある一日、四国産のみかんのはちみつとオレンジのエッセンシャルオイルを混ぜた入浴剤を選ぶとする。  お湯に浸かりながら温暖な四国の土地へと一気にワープ。みかん畑の花の蜜を求めてミツバチたちがどんなふうに羽ばたいていることだろう、とイメージする。これはもう、ひとつの小旅行といってもいい。しかも、時間もコストもかからないという非常にお手軽なプチ旅行。

紫外線ケアにはラベンダーを。

ティーカップに入れたはちみつとエッセンシャルオイルを携えてバスルームへ。

紫外線を浴びた肌のケアという意味で、前田さんおすすめのバスハニーオイルはラベンダーのエッセンシャルオイル。その理由は、ラベンダーの精油には皮膚の炎症を鎮めて組織の回復を助けるという作用があり、やけどや傷の薬にもなるいうこと。  
しかも、ラベンダーにはご存じの通り鎮静作用もあり。心身ともにリラックスを促し、不安や緊張を和らげてくれる効果も期待できる。とことん凝るなら、はちみつもラベンダーの花蜜由来のもので。  
お風呂上がりにベッドに直行すれば安眠は約束されたも同然。
「お風呂の中でははちみつの香りはしませんが、お風呂上がりの肌は甘い香りがしますよ。なにやらとても美味しそうな」

バスハニー バリエーションレシピ

気持ちを明るくしたいとき:オレンジ・オレンジ
オレンジのはちみつ 大さじ2〜5杯
スイートオレンジ精油 4〜5滴

梅雨時などの気分転換に:オレンジ・ゼラニウム
オレンジのはちみつ 大さじ2〜5杯
ゼラニウムの精油 4滴

胸のつかえをすっきりと:オレンジ・ユーカリ
オレンジのはちみつ 大さじ2〜5杯
ユーカリの精油 3〜4滴

リラックスしたいときに:ラベンダー・ラベンダー
ラベンダーのはちみつ 大さじ2〜5杯
ラベンダーの精油 4〜5滴

頭をすっきりさせるなら:ラベンダー・ローズマリー
ラベンダーのはちみつ 大さじ2〜5杯
ローズマリーの精油 3〜4滴

『Dr.クロワッサン はちみつが健康と美容に効く!』
— マガジンハウス 編
定価:810円 (税込)

はちみつの“薬効”を最大限に生かす、具体的な方法をシーン別に紹介します。
さあ、今日から「はちみつ生活」始めましょう!

お話を伺ったかたがた
・中村 純さん 玉川大学ミツバチ科学 研究センター教授
・前田京子さん エッセイスト ベストセラー『ひとさじ のはちみつ』著者
・藤善博人さん 山田養蜂場 養蜂部顧問
・鳥家恵莉さん 山田養蜂場 サブチーフ

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