【ヨガのポーズ94】“余力” 腕引っかけのポーズ──Dr.高尾美穂のカラダとココロの整え方
何かを実現するため自分の余力を知っておきましょう。──日常生活の中で、あらためて自分の力を量る機会はなかなかありません。だからこそ、余力をためておきたいものです。いざというときのために。
撮影・中島慶子 イラストレーション・SHOKO TAKAHASHI 構成&文・越川典子
日除けや冷え対策にも便利なシアーカーディガン
コットン100%で軽くて涼しい素材ながら、日差しや冷房の冷えからもしっかり守ってくれるカーディガン。これから暑くなる季節に持っておきたい、心強い1枚です。
腕引っかけのポーズ
椅子の背と背中合わせに、足を肩幅に開いて立ちます。後ろで両手の指を組み、肩甲骨を寄せます。手を椅子の背にのせて腰を下げ、深い呼吸で8秒。指の上下を組み替えて同様に。1日に何回でも。
肩こりにバツグンに効く、このポーズ。肩甲骨が固まっている私にはムリ、と感じる人も多いんです。
実際に、試してみてください。
意外と、いけるんです。自重(自分の体重)を使うと、思いの外、腰を沈めることができ、肩関節の可動域が広がることに気づきます。
それが、あなたの余力、です。
1+1=2になれば、想定内でよかったね、ということになるけれど、余力を発揮することで、1が何百万倍になる可能性だってあるんです。
仕事や時間、空間、気持ち……もし、あなたの日常が、パツパツで暮らしていたら、余白のない日常だったら、力を発揮する余裕がありません。さらに、私はめいっぱいやっている。これ以上、できない、と思い込んでいる場合もあるかもしれませんね。
自分でも気づいていない余力、このポーズから感じてみてほしいのです。自分の中にあるはずの余力を、果たしたい目標の実現のために把握しておきましょう。
そう、こんな試みもおすすめです。
椅子の高さを変えてみたり、足と椅子の距離を変えてみたりすると、さらに、カラダの余力を広げてくれます。肩回りがほぐれることで、肩こり、首こりが改善され、上半身全体が軽く感じられると思います。
『クロワッサン』1163号より
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