現代女性が普段感じている自覚症状の第1位である肩こり。肩を揉めば一時的に良くなるかもしれないが、それでは根本の改善にはつながらない。
「大事なのは、脇の筋肉『前鋸筋』の働きを良くすることです。本来、腕は肩甲骨を介して、前鋸筋に支えられています。しかし、日常生活で腕を大きく動かす機会が減ったことで、前鋸筋の働きが鈍くなり、片方で約4kgもある腕の重さが、肩にダイレクトにのしかかり、肩こりを加速させているのです」
そこで本来の機能を取り戻すために、前鋸筋を動かすストレッチを行うことが、肩こり改善への近道!
「脇に触れて刺激することで、自然な前鋸筋の動きを引き出すことができます。さらに前鋸筋が適切に動く状態で、腕をぐるぐる回すと、筋肉が本来の力を発揮し始めます。すると肩周りの筋肉の余計な緊張が抜けて、肩が自然と下がり、肩こりとサヨナラできます」