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鮭と白菜のバター蒸し【吉田愛さんのコンロ要らずの魚レシピ】

直火を使わないのでつきっきりでなくてよく、買いやすい材料で作れる。
しっとり、魚介の持ち味を楽しむ一品を手軽に。
  • 撮影・MEGUMI 調理、スタイリング・吉田 愛

鮭と白菜のバター蒸し

パックから出した塩鮭はしっかり水気を拭き取り、雑味を取り除く。

塩鮭は手に入りやすく、塩の下味で使いやすい素材。白菜がくったりするまで加熱するのがおいしさのコツ。バターじょうゆで香りよく。

【材料(2人分)】
甘塩鮭 2切れ
白菜 300g
バター 10g
A[酒 大さじ1、しょうゆ 大さじ1/2]
粗びき黒こしょう 適量

【作り方】
1.鮭は骨を取り除いてキッチンペーパーで水気を拭き取り、一口大に切る。白菜はざく切りにする。
2.耐熱皿に白菜を敷いて鮭をのせ、バターを少しずつ散らしてのせる。合わせ混ぜたAを回しかけ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で約7分加熱する。
3.全体を混ぜて器に盛る。好みで追いバター(分量外)をのせ、粗びき黒こしょうを振る。

魚焼きグリルやコンロを使わないので、後片づけも手軽でもちろんおいしい。そんな魚介料理を提案してくれた、料理家の吉田愛さん。ごはんにもお酒にも合うメインのおかずが身近な材料で作れて、魚介を調理するハードルがぐっと下がる。

それぞれの調理器具には特性もある。電子レンジはまずレシピどおりに加熱し、一旦様子を見てから少しずつ調整するのがしっとり仕上げるコツ。トースターは高温でスピーディに仕上げる料理に向いているし、オーブンはじっくり火が通せるので合わせる食材の幅も広がるのが魅力だ。多彩な味わいの簡単魚介料理を今夜の食卓に。

吉田 愛

吉田 愛 さん (よしだ・あい)

料理家

日本料理店で和食を学ぶ。和食を中心に日本酒に合うメニューを多数提案。著書『温故知新 和食つまみ』が人気。唎酒師。

『クロワッサン』1057号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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