ヒトが最大限に力を発揮するときには、どんな姿勢をとり、どのようなカラダの動かし方をすればよいでしょうか。そのヒントがスクワット動作に隠されています。
「スクワットのときの正しい腰の落とし方は、股関節を手前に引き込むように曲げる動作、膝を深く曲げる動作、そして胸椎を伸展して胸を張る動作を同時に行うやり方。このようにして腰を落とした姿勢が、一番力を発揮できるパワーポジション。スクワットで腰痛しらずの正しいカラダの使い方を再認識できます」
お相撲の力士の立ち合いの瞬間も、テニス選手が相手サーブに構えるのも、このポジション。スクワットは、ハムストリングスなど、脚の筋肉を鍛えるためにも有効。一石二鳥のエクササイズです。