40歳の時に1週間ほど眠れないことがあり、直後に大腸がんが見つかったという鈴木えりこさん。以来、寝つきの良し悪しを体調のバロメーターにしている。
「がんは早期発見で、日帰りの手術で済みました。長年、毎日1時間以上瞑想していたおかげで、体内ストレスに敏感になっていて、体の異変にも早く気づけたと思います」
ヨガと瞑想歴は25年以上になる。
「ハタヨガと瞑想を始めたのは30歳の時。ハタヨガは体より心を動かすものと聞き、惹かれたんです。今は週に2〜3回、自分のペースで。まず20分のヨガで全身のコリをほぐしたあと、インドの古い瞑想法の一つ、ヴィパッサナー瞑想を1時間ほどして静かに内面を見つめます。心身がリセットされて、寝つきがよくなるんです。ヨガと瞑想を続けていたら、風邪をひかなくなりました」