まず食事で大切なのは、何を食べるかです。米やパンには炭水化物が多く、肉や魚、卵、豆腐・大豆製品などはたんぱく質メイン。脂身の多い肉や魚は脂質が多く含まれ、炒め物や揚げ物に使う植物油も当然脂質です。
野菜にはビタミンやミネラルが豊富で、きのこや海藻は食物繊維が豊富。当たり前のことですが、いろいろな食材をバランスよく食べることが一番の基本です。やせたい、筋肉をつけたい、血糖値を上げたくないなど、人それぞれ悩みや目的があるけれど、特定の食材ばかり集中して食べたり、逆に何かを極端に避けるのは体にいいことではありません。
太りそうだから油をカットする、糖質も食べないなどと、食材をマイナスしていく食べ方は、バランスがくずれるだけでなく、疲れやすさや肌荒れ、便秘など、体調不良の原因になります。
細かい栄養計算はめんどうでも、控えめな主食に肉や魚の主菜、野菜やきのこ、海藻を副菜にするなど、ざっくりと多種類を食べて。