●からだの中から肌を守っている、栄養バランスを整えよう。
肌が保湿成分を作り出す力を促進させるには、日々の食事や栄養バランスにも注目したい。
「肌を守る材料となる主な栄養素は、タンパク質、ビタミンA、B群、D、そして亜鉛です」
タンパク質は、特に女性や高齢者にとって摂取量が減りやすい栄養素。積極的に摂取したい。
「タンパク質を体内で分解・合成する際に水も発生するので、タンパク質不足は体内が乾燥する大きな原因になります。また、日本人の食事で不足しがちなのが亜鉛。細胞修復やエネルギー代謝に関わっていて、口角の荒れや乾燥が治りにくい場合は、亜鉛不足が疑われます」