腸の健康を保つために食べたい5つのジャンルの食材たち。
便秘外来から肌トラブルまで幅広く対応する医師の小林暁子さんに、心がけて食べたい食材についてたっぷり聞きました。
撮影・千葉充 文・韮澤恵理
穀物豆類
・・・・・・・ 穀物 ・・・・・・・
[玄米]
精白米に比べ、食物繊維やビタミンB1は10倍とも。カリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富。
[全粒粉パン]
小麦を精白せずに外皮ごと粉にした全粒粉を使ったパン。食物繊維、ビタミン、ミネラルが白いパンの数倍。
[雑穀]
ひえ、あわ、きびなど、米以外の穀類。いずれも食物繊維、ビタミン、ミネラルが非常に多い。
[そば]
食物繊維が多く、ビタミンB群やミネラルも充実。抗酸化物質であるポリフェノールのルチンも多い。
[発芽大麦]
水溶性と不溶性の食物繊維を両方たっぷり含み、ビタミンやミネラルも多い。麦ごはんに。
・・・・・・・ 豆類 ・・・・・・・
[枝豆]
大豆の若い実が枝豆。薄皮ごと食べると食物繊維が豊富。良質なタンパク質で、イソフラボンも多い。
[大豆]
大豆の熟した実を乾燥させたもの。食物繊維、ミネラルが多く、良質なタンパク質、イソフラボンも豊富。
[ミックスビーンズ]
豆は食物繊維が多く、種類によって異なるミネラル、ポリフェノールなどの有効成分がバランスよく摂れる。
[納豆]
蒸した大豆を納豆菌の働きで発酵させた食品。大豆の栄養素に加え、ナットウキナーゼなども。消化もいい。
[豆腐]
大豆に比べ食物繊維は少なめだが、消化がいい。腸にいいオリゴ糖、脳にいいレシチンなども豊富。
[豆乳]
豆腐とほぼ同じ栄養素を含み、飲料として簡単に摂りやすいのが魅力。さまざまな市販品がある。
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