からだ

90歳でも杖なしで歩けた! 足指まわしは全身の健康に直結。

手先や足腰の痛み、冷え、しびれなどを改善すると話題の「指まわし」。その仕組みと方法を品格ボディアドバイザーのYUKARIさんが徹底解説!
  • イラストレーション・柿崎サラ 文・知井恵理 

手と比べると、日頃チェックしにくい足指だが、重心を安定させて姿勢を保ったり、体の歪みを整えたりするうえで重要な鍵を握る部位だ。

「ウォーキングインストラクターやボディメイクの指導者は、足の指と指の間が見事に開き、足指がまっすぐ伸びているという共通の特徴があります。足が安定していて体に無理な力が入らないので、姿勢も美しい。逆に、足の指にトラブルがあると、猫背になっていたり、首や肩のこり、腰痛や膝痛などの悩みも抱えているケースが多いです」

では、足指をまわすことで、なぜこれらの不調が改善されるのだろうか。

「まず、足指をケアすることで、親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点がしっかり地面に接します。すると、土踏まずを代表とする足裏の3つのアーチが形成されます。足が安定することは正しい立ち方・歩き方の絶対条件なのです」

衝撃を吸収するクッション機能を果たす3つのアーチが形成されると、足首が動かしやすくなり、筋肉もやわらかくほぐれてくる。さらに、足首と連動している股関節周りの筋肉もやわらかく、動かしやすくなる。

「股関節が動かしやすくなると筋力アップも期待できるので、下半身が安定してきます。実際、1日5分の足指まわしで、90歳の女性が杖なしで歩けるようになったという例もあるほど。また、足首につながるふくらはぎや太もも裏の筋肉もほぐれて全身のゆがみもとれてくるので、私自身、足指まわしを始めてから、太ももの筋肉がほぐれて10cmサイズダウンしました」

正しい足指のケアが全身に作用する効果は大きい。足指をまわすときも、手指まわしと同様「関節を動かすよう意識、ゆっくりまわす、片方の足を終えてからもう片方をケア」という3つのコツを心がけよう。

「続けることで体の変化を感じやすくなります。時間がとれない人は、まずは「基本の指まわし」だけでも毎日行ってみてください。

末端まで血流を促す簡単ケアで指先の冷えを解消。

爪と皮膚の境目部分を、つまようじやメイク用の綿棒の先が尖ったほうで、爪のカーブに合わせてやさしくなぞる。指先の刺激で末端の毛細血管まで血流が促されて、指先の冷え改善に効果的。このケアを単独で行ってもいいし、指まわしと合わせる際は、手指では「関節ほぐし」、足指では「基本の足指まわし」の後に取り入れるのがおすすめ。

こんな足の不調がありませんか?

・足の指が広げられない
・小指が外側に倒れている
・足の指の間に手の指が入らない
・正座ができない
・片足立ちするとグラつく

足指の間に手の指を入れるのが難しいようなら、足の関節だけでなく、足首やひざ関節、股関節も硬くなっているかも。また、冷えやむくみがある人の足裏は例外なく硬いが、足裏がやわらかくなれば改善する。

…… あなたの足の指をチェック! ……

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