滞在中や帰路で味わいたい、京都ツウが選ぶ弁当9。

京都の味を詰め込んだお弁当を旅のお供に。
包みを開けるのが楽しみな、美しい弁当を厳選。

3,800円

京寿司の名手が作る美しい創作寿司。

春の桜鯛や桜鱒の笹寿司、夏の焼あゆ寿司など、四季を感じるオリジナルの京寿司が名物。「穴子ちらしは見た目も華やか。予算に応じて折詰にしてくれます。葱じゃこや壬生菜の細巻き寿司は酒のつまみにも」（ライターA）

●京都市右京区嵯峨伊勢ノ上町10・3　
TEL.075・882・0018　
営業時間：12時～20時　火曜休（祝日の場合は営業）
渡月橋からすぐの本家八ツ橋店内奥『大善お土産店』でも受け取り可。要予約。

1本 5,500円

200年以上愛され続ける伝統の味。

天保年間創業の老舗京寿司店。店の味を守るため、身の肥えた上質な鯖の仕入れに注力する。「やさしい味わいの酢飯と肉厚で脂の乗った〆鯖のバランスが見事。何度食べても感動するおいしさです」（ライターY）

●京都市中京区寺町通二条上ル要法寺前町711　
TEL.075・231・1363　持ち帰り11時～18時（売り切れ次第閉店）　月・火曜休

1,700円（折代別途100円）

万人に愛される具だくさんな名物ちらし。

ふわふわの錦糸卵の下に、甘めのタレを刷毛で塗り絡めた鮪、鯛、はまち、蛸、やわらかく煮含めた穴子などがびっしりと。「酢飯とネタ、錦糸卵のバランスが絶妙。どこを食べても具がごろっと、とても贅沢です」（ライターM）

●京都市中京区三条通新町東入ル衣棚町41・2　
TEL.075・221・3848　
営業時間：10時～18時　土・日・祝休

2人前 4,320円

花街らしい、おちょぼサイズの漬物寿司。

漬物寿司の元祖といわれる名店。茄子、きゅうり、赤かぶ、大根……素材それぞれの持ち味を引き出すようひと手間を加え、さっぱりと軽いにぎり寿司に。「美しくおいしく、それでいてヘルシー。手みやげにも最適」（カメラマンF）

●京都市中京区木屋町四条上ル鍋屋町212・6　
TEL.075・221・0647　
営業時間：16時～23時　日曜休　要予約。

3,500円

大判のリブロースを贅沢に使用した一品。

かつて本店で提供していた人気の弁当が、花見小路店限定のテイクアウトメニューとして復活。しゃぶしゃぶの元祖が作るすきやき弁当は「店で食べるすきやきの味そのまま。ボリュームがあって腹持ちも抜群」（カメラマンF）

●京都市東山区四条花見小路下ル二筋目角　
TEL.075・561・1655　
営業時間：11時30分～14時、17時～20時LO　木曜、第2水曜休

2,204円

名物のちらしと箱寿司の両方をバランスよく。

初代より受け継ぐちらし寿しと、ちらしをアツアツで供す冬季限定の蒸し寿しが人気。「甘く煮た椎茸や海苔を混ぜ込んだ寿司飯がおいしく、錦糸卵の上に焼き穴子と海老がのった見た目のかわいさもうれしいです」（ライターM）

●京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町344　
TEL.075・221・5409　
営業時間：9時30分～18時30分LO　水曜休　京都髙島屋、JR京都伊勢丹でも購入可。

5,940円

京都の粋を感じる芸術的な二段弁当。

季節の食材を盛り込んだ口取肴（くちとりざかな）と一口サイズの天むす・天巻をセットに。老舗天ぷら会席店の矜持を感じる贅沢な内容。「品数の多さ、彩りのよさ、繊細な味わい。車中でちまちま味わうのに理想的な酒肴弁当です」（ライターS）

●京都市東山区八坂通小松町149（西邸）　
TEL.075・551・1488　注文受付時間9時～21時　無休　要予約。

864円

青果店が作る王道のフルーツサンド。

フルーツサンドを50年以上前から販売する1896年創業の青果店。「ほんのり塩気を感じる柔らかなパン、シンプルな生クリーム、みずみずしいフルーツ。どれが欠けても成立しない、正統派のおいしさです」（編集N）

●四条大宮店／京都市下京区四条大宮東入ル立中町488　
TEL.075・841・0353　
営業時間：9時～18時　無休（1月1日を除く）

1,250円

旬の野菜がたっぷり摂れる、体が喜ぶお弁当。

主菜、副菜3種、マリネ、ゆで卵が基本。グルテンフリーを謳いつつも味付けに工夫があり、物足りなさは一切なし。「野菜がメインなのに、食べ応え充分。おかずのレパートリーが豊富なので、毎回内容が楽しみ」（編集N）

●京都市北区天寧寺門前町288 1F　
TLE.070・3969・1674　
営業時間：10時～17時　月～金曜休