「自分が何を食べ過ぎて太ったのかわかっていないことが、ダイエットを成功できない一番の問題」
そう話すのは管理栄養士の伊達友美さん。これまで多くの女性を健康的なダイエットの成功に導いてきた。
「栄養士は食事を見て、その人に過剰なものと足りていないものを指摘します。皆さんも、1週間ほど自分の食べたものをメモしておいて、糖質と言われるものの中で何を多く食べているか分類してみましょう。写真に撮っておくのもいいですね。たぶん明らかに小麦の摂取が多いはず。私は日本人が太った理由は小麦だと思っています」
米の消費量はここ70年で半分以下になっているにもかかわらず、肥満と糖尿病は激増。敬遠されがちな砂糖よりも、あらゆる食品に使われる小麦の摂取量が多い可能性もあるという。
「『食べ過ぎているものを減らす』のがダイエットの基本。だから、私がおすすめするのは、「糖質の中で、小麦をやめてみる」という方法なのです」