くらし 【洗濯機編】見て見ぬふりしてきた汚れは、無駄なく、効率よく落とす。 いよいよ年末。見て見ぬふりをして溜まった我が家の汚れともサヨナラしなければ。気になるあの場所の、無駄のない賢い掃除法をプロに聞いた。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2018.12.30 撮影・青木和義 文・板倉ミキコ インナーケアの強い味方 (#PR)スムージーでおいしく健康習慣を! 写真ギャラリー 過炭酸ナトリウム、ダブルブラシ、ウエス、アルカリ性洗剤+ワイヤーハンガー、ストッキング 《1. 過炭酸ナトリウムに適した温水を注入》洗濯機の水位を最高位で設定し、一時停止。40〜50℃のお湯を入れる。手作業でも、お湯を洗濯槽に直接取り入れてもいい。温度は厳密に維持しなくてもOK。 《2. カビを取る過炭酸ナトリウムを加える》過炭酸ナトリウムを洗濯槽に入れる。一般的な洗濯機で400〜500gを使う。だいたいお湯10Lにつき約100g程度。汚れ具合によって加減をする。 《3. カビに働きかけるシュワシュワの泡》発泡してくるので、蓋をして5分ほど蒸らし、汚れを浮かす。続いて5分ほど洗いモードで攪拌し、過炭酸ナトリウムをよく溶かす。 《4. 次々浮かんでくる黒い浮遊物に驚く瞬間》たった一度の攪拌でもけっこうな黒カビが浮いてくる。この状態で泡が落ち着くのを待ち、汚れを取り出す。長時間放置すると汚れが下に溜まって取り出しにくくなる。 《5. 汚れても気にならない手製のネット》ワイヤーハンガーにストッキングを被せれば、ゴミすくいネットに早変わり。ストッキングは使い古したものでいい。網目が細かいので小さなゴミもキャッチ。 《6. ストッキングがホコリを吸着》ストッキングに静電気を起こしてから洗濯機の下に入れると、気持ちいいほどホコリが取れる。細かい隙間にも入りやすいので奥のほうまで掃除ができる。 《7. 浮かんでくる汚れを取ってはすすぎ、脱水を繰り返す》6で使ったストッキングのホコリを取り除き、今度はハンガーを変形させて洗濯槽の汚れをすくうネットにする。汚れを取っては洗濯機のすすぎ、脱水を4回ほど繰り返す。 《8. 外せる部品の汚れを隅々まで洗浄》ネットリした汚れが付着しやすい、柔軟剤や洗剤を入れる場所など、取り外せる部品は取り出し、アルカリ性洗剤で洗浄。洗剤はしっかり洗い流すこと。 《9. 洗濯槽の縁に溜まったホコリも取る》洗濯機から外せない本体部分の細かい場所も、ホコリなどが付着しているので、ダブルブラシを使ってこすり取る。最後にウエスで拭き取って。 掃除前。 掃除後。掃除後の見た目にあまり変化が見られないのが残念だけれど、4〜5回にわたってすくい取った黒い汚れの量を見れば、掃除の成果は一目瞭然。 洗濯機のカバーを外して分解。洗濯槽を取り出すと、裏側にはカビがびっしり、なんてことは、どの家の洗濯機も同様(中には分解できない機種も。要相談)。 パルセーター、洗濯槽を取り外した状態。取り外せない部分の汚れやカビもちゃんと掃除してくれる。丸ごと徹底洗浄で1台1万4000円〜。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 浴室まわりの水垢やカビを落として磨く、プロの掃除術。 これさえあればやる気になる!使ってよかった掃除アイテム20。 茂木和哉さんに学ぶ【クローゼット・天井・壁・サーキュレーター】汚れの落とし方。 広告 TAGS #コツ #ハウスクリーニング #大掃除 #家 #掃除 #洗濯機 #道具 #風呂 HOME くらし 【洗濯機編】見て見ぬふりしてきた汚れは、無駄なく、効率よく落とす。