くらし

4LDK、4人+愛犬家族のお宅を訪問、仲間わけ整理でいざ片付け開始!

  • 撮影・青木和義 文・一澤ひらり

見やすく使いやすく、動線重視の仲間わけ。

何も置かずクリーンなキッチンが理想という山田さんだが、現実はなかなか厳しいものが。

キッチンの左ゾーンは冷蔵庫のほか、電子レンジ、炊飯器などの小型家電、食器棚がある。
「右ゾーンは調理するスペースということで道具を主に収納したので、左側は食品の保管スペースに統一するとわかりやすいですね」

食器棚の引き出しにはスープ、インスタント食品などを。炊飯器の下には米びつを収納した。
「冷蔵庫は使用頻度ごとに食材を置くゾーンを決め、一目でわかるように『見える化』することが大切です。冷凍室の食品はまず使いかけと未使用に分けること。凍っているので立てて収納するとスッキリ、見分けやすくて便利です」

物が一切出しゃばらず、動線をさまたげない。快適に動けるキッチンに進化した。

冷蔵庫は使用頻度でグループ分けを。

「最上段には日持ちのする食品、中段には最も使用頻度の高いもの、下段は空きスペースにして、早めに食べたい残りものや頂きものを一時的に入れておくといいですね」
ドアポケットは液体調味料の定位置。使いやすくて鮮度も保てる。
「野菜室や冷凍室は立て置き収納がおすすめ。空間を無駄なく使えて、何があるのか一目瞭然です」

E. Before。
E. After。《ヒント1》大量の賞味期限切れの食品やカビが生えてしまったぬか床などを処分。庫内が広々とした。
F. Before
F. After。《ヒント1》野菜室は2段収納を利用して野菜を仕分け。深いほうには自家製の酵素ドリンクを入れた。
G. Before
G. After。《ヒント1》製氷室には保冷剤が20個以上あったが、必要最低限の6個に減らし、あとは氷菓を収めた。
H. Before
H. After。《ヒント4》冷凍室の食材は立てて収納。開封済み食品は簡単に密閉できるエニーロックで留めると便利。

賞味期限がわかるように、引き出しはトレーで細分化。

小型家電コーナー下の引き出しは、食品ストック庫として活用。
「引き出しの中は入れっ放しになっている食品が多いので、まず賞味期限をチェックして処分を。その後にごはん系、インスタント系、スープ系といったように分類し、それぞれに収納していきます」
トレーを利用して仕切れば、きれいに収めることができる。

3. Before。
3. After。《ヒント1》カトラリーはシンクの引き出しへ移動し、カップスープなどの汁物、ティーバッグやドリンク類、サプリなどを収納。
4. Before。
4. After。《ヒント4》雑多に入っていた食品は賞味期限切れのものばかり。すぐに食べられるカップ麺や缶詰をトレーで区分けして収めた。
5. Before。
5. After。《ヒント4》海苔や麦茶などが入っていたが、こちらも賞味期限切れ。レトルト食品やインスタント食品、おかず関係をまとめて。
6. Before。
6. After。《ヒント2》炊飯器下の引き出しには米びつを収納。インスタント味噌汁など簡単便利なごはんの相棒もセットにしておけば万全。
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