大阪府下、4LDKの3階建てに夫と小学3年生の息子、愛犬と暮らす山田恵さん。片づけは苦手だし、フルタイムで働いていて時間の余裕もない。そんな理由から小西紗代さんの収納教室に通い始めた山田さん宅に、小西さんが訪問。実地指導を行うことに。
「ワンちゃんグッズから化粧品、書類、薬まで、ごちゃまぜの出しっ放しです。こんなふうになるのは戻す場所が決まっていないからなんですよね」
片づけとは出したものを元の場所に戻すことが大原則。小西さんの指摘に、
「使ったものをつい置きっ放しにするので、どこに何があるのかわからなくなって探してばかり。同じものをいくつも買ってしまうんです」
と山田さんは反省しきり。すかさず小西さんがアドバイス。
「まず本当に必要なのかどうか、引き出しや棚、コーナーごとに物を全部出して、いま使っているか使っていないかで仕分けしていきましょう」
この仕分けを行うと、いかに不要なものが多いかに気づかされるという。
「物は使う場所に置くことが鉄則です。日頃の家族の動線を見極めると物の定位置が見えてきます。その時に一緒に使う仲間でまとめましょう。たこ焼き器ならコテやハケ、延長コードをセットにするとか、同じ所から必要なものを一度に取り出せる仕組みが大切です」
仲間わけ整理で、いざ片づけ開始!