(1)『SHINJITERU』ハナレグミ
永積タカシのソロユニット。「声がとても好き。歌い上げている曲もゆったり聴けるのは声のおかげかな」。是枝裕和監督の映画『海よりもまだ深く』の主題歌「深呼吸」を収録。
(2)『Some Things Just Stick In Your Mind Singles and Demos 1964 to 1967』Vashti Bunyan
「アメリカにいるとき、この中の『DON’T BELIEVE』という曲が、テレビCMで流れていたのを聴いて、可愛い曲だなと」。ずっとかけておいて聞き流せるのも夜におすすめしたい理由。
(3)『雨の箱庭』コトリンゴ
昨年発売された最新アルバム。「歌うことやピアノを弾くこと、自分の中のいろいろなものが違う速さで成長するのを植物になぞらえ、箱庭のイメージに。雨の日の夜に聴いてもらえたら」
(4)『666』Aphrodite’s Child
「サイケで激しめのアルバムなのですが、『Seven Bowls』からの短い3曲を続けて聴くと、呪文から瞑想の世界に導かれるような不思議な感覚に。眠れない夜に効果がありそうです」
(5)『Live at Sin-é』Jeff Buckley
早逝した伝説的なアーティスト。「空気を含んだような声が耳にやさしい。シャンソンのカバー『Je N’en Connais Pas La Fin』なんて、リラックスした気分にぴったりだと思います」