からだ

1日の疲れを溜めない、睡眠の質を高めるひと工夫。

暑い季節を健康で乗り切る鍵は睡眠にあり!
  • 撮影・黒川ひろみ イラストレーション・小林マキ 文・黒澤 彩

心地よい眠りに つくために、寝る前に体を リセット!

理学療法士の矢間あやさんが考案したメソッドが「ごろ寝リセット」。

腰痛に悩む人のために考えたものだが、よく眠れるようになると評判だ。丸めたブランケットに背骨を乗せて力を抜くだけという、なんとも簡単な方法。なぜこれが睡眠につながるのだろう?

「体は無意識に緊張しています。人それぞれ、体の使い方のクセによって筋肉が凝り固まっていて、呼吸も浅くなりがち。
そこで、姿勢を維持するのに大切な筋肉が集まっている背骨のあたりをほぐすと、体が緩んで正しい姿勢になる。そうすると自律神経が整うので、いい眠りにつくことができるというわけです。
毛布やタオルを利用してロール状にするとちょうどよい硬さになります。ただし、妊娠中の人などは注意が必要です」

ごろんとしているだけなのに、血の巡りがよくなり、冷房による夏の冷えにも効果的だ。

ごろ寝リセットをしている間は「がんばらない」ことが唯一の約束。気持ちよくて寝てしまうくらいの深いリラックスを目指そう。

(1)最初に床に仰向けに寝て、体のどこが床についているかを確認する。次に、ロールの端にお尻を乗せ、落ちないように頭まで乗せる。ブランケットは柔らかいので安定しやすい。

(2)足をラクな幅に開き、膝を曲げて立てる(膝がぐらつく場合は膝頭同士をつけてもいい)。手のひらを上に向け、目を瞑って全身の力を抜く。脱力したまま5〜10分。

(3)ロールから降りるときは、お尻を横に降ろしてから頭を降ろし、脚を伸ばす。そのまま20分ほど瞑想を(寝てもOK)。起き上がるときは横向きになり、腕で支えながら起きる。

ー ブランケットロールの作り方 ー

ブランケット、バスタオルなどをお尻から頭まで乗る長さに巻く。ロールの高さは12〜15㎝が目安。シングルのブランケットなら2枚、バスタオルなら3〜4枚ほど重ねるとちょうどいい。

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