真木あかりさんが読み解く、星の動きが示す金運アップ法。
イラストレーション・柊 有花 構成&文・長谷川未緒
居心地のよくない 職場にいるならば、 思い切って転職も。
’25年は、アットホームな場所で、心許せる相手と安心できる関係を築いてこそ、実力を発揮できるし、輝ける。今いる場所に違和感があるならば、転職も視野に入れてみては、と真木さん。
「上昇志向や出世欲をむき出しにして、ガツガツとシングルプレーで頑張るよりも、お互いを尊重しながらチームプレーを楽しんだほうが結果を出せます。なので、今いる場所で居心地の悪さを感じるならば、仲間と結束を固めるとか一丸となって仕事ができるとか、そういう居場所をめざして転職をすると、年収がアップするなどよい結果を得られると思います」
転職を考える際は、信頼している人の紹介など、コネクションを大事にするとよさそうだ。また、未経験の分野に乗り出すよりも、すでになじみのあること、得意なことのほうがいいそう。
「やっぱり土台があるかないかということが、大切になってきます。土台があれば、それを生かして新しいことも覚えやすいですし、『ずっと長いことやっているなら、信頼できるね』と言ってもらいやすいのが、この時期の特徴です」
家を整えたい’25年、がんばりすぎずに 家事代行サービスを。
’25年は家という土台を大事にし、住まいを安定させると金運が高まるが、無理をして家事に取り組み、つらい気持ちになっては、かえって金運を下げてしまう。
「疲れているのに掃除をしたり、自分だけ我慢して料理をしたりしても、ほっとする空間は作れないと思うんですよ。家族の前で笑顔でいるためにも、ときにはお金で余裕を買うという考え方も、取り入れてみてください。我が家も夫婦共働きなので、繁忙期には時々家事代行サービスを利用して、乗り切っています」
家事を人に頼むなんて、お金がもったいないと罪悪感を覚える人もいるかもしれない。
「料理ぐらい自分でしなくちゃと思う気持ちはわかりますし、外部の人を家に入れたくないという方もおられますが、雇用を生んでいるのですから、立派な経済活動です。髪を切りに美容院に行くように、プロにお願いすることの価値にも目を向けてみましょう。時間は有限ですし、自分のために時間を使って一歩飛躍するためにも、プロの手を借りることは、決して悪いことではないと思います」
不動産に注目! 住み替えで、大きく 固定費をカットも。
物価高の今、日常の中で極端な節約をしたり、安物買いをしても、豊かにはなれずにストレスが溜まるだけだ。
「いつも以上に自分のテリトリーを確保したいという願望が世の中で高まると考えられます。持ち家がほしい人が増えて、不動産市場が活発化し価格が高騰するでしょうし、賃貸でも便利なエリアなどは物件が足りず、家賃の値上がりが予想されます。家を買うのは慎重に検討する必要がありますが、売るのは好機かもしれません。また賃貸に住んでいる人ならば、コンパクトな家へ住み替えるなどして固定費を下げるのはアリだと思います」
たとえば子どもが独立して子ども部屋が荷物置き場になっているならば、片づけて荷物を減らし、駅のそばなど便利なところに夫婦の老後の住まいを安定させる。今のニーズに合わせて、新しいホームを作っていくという動きは、金運アップアクションになる。また、実家の片づけの必要に迫られることもありそう。コストや手間がかかるが、しっかり向き合ってこそ、運気も上向くはずだ。
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