ゲッターズ飯田さんは「五星三心(ごせいさんしん)占い」で、これまで多くのことを言い当て、たくさんの人を導いてきた。飯田さんの占いでは、どんな人も幸運な時期は周期的に決まっているという。
僕の占いは12年の周期で、そのうち4年しか良い運気の時期がありません。しかも何もしなくても絶好調な時期はそのうち2年で、後の2年は種まきの時期。絶好調の2年にしても、その前の年までにどんな準備をしてきたかで、その人が得る幸運は変わってきます」
なるべくなら、その絶好調の2年に開運を思いきり収穫(活用)したいところ。そのために必要なのは、まず自分の本来の欲望を知ることだそう。
「運を良くするためには、まず素直な自分になり、自分が本当に幸せを感じるのはどういうことかを知ること。つまり、自分の欲望を知ることです」
人には本来、5つの欲望があるという。自我欲、創作欲、支配欲、食欲・性欲、金銭欲・財欲。
「不運だと感じるのは、本来自分にない欲に振り回されるとき。自分の心が変わることもあれば、他人(ひと)から押し付けられることもあるでしょう。でもそのとき本来の欲と相手の欲を理解できたら、不運の正体も納得できるはず」
自分の欲望が叶えられやすいのは運がいいとき。ここでは行動あるのみ。
「運がいいなと思ったら、決断と行動を心がけてください。それによってさらに物事が運の良いほうへ動きます。逆にうまくいかないと思ったら、自我を抑えて他人の喜ぶことをし、良くなるときに向けて勉強をすることです」
「運が悪い」と思っても、そこで何もしなければ、運が良い周期に入ったときに、その実感を得ることはできない。
「今の幸運は不幸の始まりかもしれないし、今の不運は幸運の始まりかもしれない。そして、運の良い悪いは、瞬間瞬間にぐるぐると回っている。それが、僕の“運”に対する考え方です。結局、一人ひとりが『何を幸運としてそれをどう感じ、生かすか』にかかっているのですから」