くらし

子どもが苦手です。【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】

カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。

  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸

【お悩み】

こんなことを言うとおふたりに怒られそうなのですが、昔から子どもが苦手です。
勤めている薬局に親子連れが来ても子どもに優しく対応できないし、たまに親戚の子と会う時は、何を話したらいいか分からず毎回、居心地が悪い思いをしています。正直、電車やお店で子どもが騒いだりしているのを見るとイラッとして注意したくなるほど。
私は不寛容なのでしょうか。子どもに優しい気持ちになれるコツを知りたいです。

(40代・薬剤師)

ふなっしー(以下、ふ) 子ども好きか、そうじゃないかっていうのは個人差があることだから、仕方ないと思いますなっし。

たいっしー(以下、た) 動物だって、自分の産んだ子どもに興味がないっていう個体もいるわけだし。不寛容っていうことではなく、苦手なら勤め先に来た子どもに無理して優しくする必要はないと思うな。

 騒いでる子どもがいたら、誰しも多少はイラッとするはずなっし。でも、自分もきっと子どもの頃は騒いでたし、周りの大人は見守ってくれてたはずって考えれば、少しは気持ちも和らぐかもなっし。

 そのとおりだね! 自分の子ども時代を忘れちゃってるから、イライラするのはあるかも。親戚の子どもとのコミュニケーションに困るなら、毎回会う時に何かお菓子とか文房具とか、ちょっとしたものを持って行けばいいんじゃない? 「素敵なものをくれるおばさん」として認識してもらうの。それで役割は充分果たしてるから、あとは無理して話さなくてもいいと思うな。

 飴も効果絶大なっしよ。あげると子どもは喜ぶなっし。常に飴をくれる「飴おばさん」になってもいいかもなっし!

【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】

採用された方には、ふたりの直筆による”幸せメッセージカード”(卓上サイズ)をセットで差し上げます。
林家たい平

林家たい平 さん (はやしやたいへい)

落語家

1964年生まれ、埼玉県秩父市出身。武蔵野美術大学卒業後、林家こん平氏に入門。レギュラー出演中の『笑点』で披露するふなっしーネタが評判。http://www.hayashiya-taihei.com/

ふなっしー

ふなっしー

2011年、千葉県船橋市の名産品・梨をPRする非公式キャラ「梨の妖精」として誕生。2022年は地上降臨10周年。毎月27日(ふなの日)20時〜『ふな ふな ブシャらじお』を「274ch.」公式YouTube、Instagramにて生配信中!

『クロワッサン』1095号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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