くらし

目に鮮やか、エディブルフラワーと葉野菜のサラダ 【福田里香さんのレシピ】

活けた花々、木々の葉を眺めるように色彩や質感のグラデーションを楽しみ、旬の素材を存分に味わうサラダです。
  • 撮影・馬場わかな

エディブルフラワーと葉野菜のサラダ

エディブルフラワーはスーパーやネットで購入可能。最近は種類豊富。色や香りの好みで。

春の花とハーブのおいしさを。
ルッコラとベビーリーフを味の支柱に、お好みのエディブルフラワーやハーブをちりばめるのがコツ。

【材料(4人分)】
エディブルフラワー 1カップ
A[ルッコラ 2束 ベビーリーフ 3カップ 好みのハーブ 1カップ(ディル、イタリアンパセリ、セルフィーユ、ミント等)] 
ヴァージンオリーブ油 大さじ3
ビネガー 大さじ1
レモン果汁 1/4個分
レモンピール 適量
岩塩 適量

【作り方】
1.Aを3分ほど冷水に取り、水切り器でよく水気を切る。
2.1を冷蔵庫で冷やした皿にこんもり盛り付け、全体にエディブルフラワーを散らす(食べるまで時間が空く場合はラップをかけて器ごと冷蔵庫で冷やしておく)。
3.いただく直前にオリーブ油をまわしかけ、皿の上でよく和えたら、レモンピールを削りかける。
4.3にビネガーとレモン果汁を振ってさらに和える。皿に各自取り分けたら、塩をふる。

目に鮮やか、食べれば内からエネルギーが循環するような美しいサラダ。提案するのは菓子研究家の福田里香さん。春からが旬の野菜や果物、人気のエディブルフラワーを使い、もてなしの席にもふさわしい。

「花やグリーンを愛でるように、素材の持つ繊細な色彩、質感や香りをサラダでも楽しむ試みです」

さらに旬の野菜が持つ力を引き出すこまやかな調理を施し、軽やかかつ、滋味深いサラダに仕上げた。五感で味わう一皿を体験してほしい。

福田里香

福田里香 さん (ふくだ・りか)

菓子研究家

雑誌やwebでの人気連載を多数持つ。著書『新しいサラダ』は、自在な発想でサラダを定義し、ビジュアル本としても楽しい。

『クロワッサン』1092号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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