くらし

牧野富太郎博士の功績を伝える広大な植物園へ。高知・花と草木をめぐる旅。

高知には植物の名所が多いのをご存じですか?
一度は訪れてみたい憧れの植物園を、フラワースタイリストの平井かずみさんと訪れました。
  • 撮影・徳永 彩（KiKi inc.）　文・黒澤 彩

写真ギャラリー

植物園の外周に沿って植えられているアセビの花が満開に。「近づくとす っごくいい香り!」と、立ち止まって香りを堪能する平井さん。
山の起伏を生かした園地を歩くとかなりいい運動に。遠くに見えるのは温室。
取材した3月は、花木や早春の草花が見ごろを迎えていた。右から、シキミ、ニシキマンサク、カンザクラ‘寒桜‘、ラッパスイセン、タマザキサクラソウ。その時々の見ごろの花情報はホームページで更新されているほか、本館の窓口近くにも掲出されている。園内でうっかり見過ごしてしまいそうな植物にも「咲いてい ます」と書かれたプレートが付いて いるので安心。早足で素通りしないように、目を凝らしながらゆっくり歩こう。
窓口でもらえるパンフレットには園内マップが載っていて便利。
牧野博士の蔵書などを保管している牧野文庫（研究目的以外は非公開）、図書室、映像ホールなどが入っている本館。
上・満開だったジンチョウゲ。離れたところまで香りが甘く漂ってくる。下・展示館の中庭ではヒメコブシの蕾がほころび始めていた。
展示館の中庭には牧野博士ゆかりの植物が集められている。
右上・博士が描いた植物図。1ミリの中に5本の線が描かれているほど細密。右下・愛用の品々。左上・植物標本は新聞紙に挟んで保存されていた。左下・植物園広報の橋本渉さんと。
園内の「こんこん山広場」からの眺望。眼下に高知市内を見渡せる。
鳥のさえずりも聞こえて南国気分。はるか頭上で葉を広げる木々に圧倒される。
園地で牧野博士の銅像を発見!　 博士が手にしているのはキノコ。
温室では熱帯の花、果樹、水辺の植物などを通年楽しめる。右から、ラン科植物の一種、ガッショウバナナの花、クレロデンドルム・クアドリロク ラレ。
【上】Makinoオリジナルブレンドティー。「ミソハギ」（左）、「スエコザサ」（右）各324円。【中】高知市内の和菓子店、福留菊水堂の「百合羊羹」（左）と「山桃羊羹」（右）各650円。【下】ポストカードの種類も豊富。「コウシンソウ」（左）、「コオロギラン」（右）各220円。
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TAGS
#平井かずみ #春満喫！平井かずみさんと行く、花と草木に出合う、高知花巡りの旅。 #花と緑のある暮らし。 #高知県立牧野植物園

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