「家庭によっては、必ずしもメイン料理をつくらなくてもいいと思います」と上田さん。提案するのは「野菜1+たんぱく質1」の小さなおかずを3皿並べる献立だ。
たとえば、野菜が食べたい、ごはんとおかずが食べたい、晩酌がしたいなど、家族の好みがバラバラでも、この3皿ならみんなが満足できる。また、最低でも6品目は入るから、栄養バランスが取りやすい。
「メインをつくって、副菜を合わせて……とするより、小さなおかずをちょこちょこつくるほうが、調理的にもラクなんです。バリエーションをつけるコツは、3皿の味つけを変えることと、たんぱく質を肉、豆、魚から選ぶこと。魚は練り物やたらこでもいいし、野菜を海藻にしたり乾物を使っても」