高橋 アポイント制というハードルがあったとしても、本当に来たいと思って来てくださる方がいれば、お店をやる意味がありますもんね。
山藤 はい。世の中「いいね」が溢れていて、どれを選べばいいのかわかりません。だからこそ、いろいろ調べてたどり着いたマニアックな人たちをちゃんとお迎えするようにしています。
例えば私もカフェ好きでいろいろなお店に行きますが、やっぱり店主の持っている世界観を感じたいと思ってお店に向かう。
だからHEIGHTSに来られるお客様もきっとそうだろうと思って、営業日が少なくても問題ないんじゃないかと。
わざわざ営業日を目がけて来てくださるお客様は、感じ取ろうとするエネルギーが違う気がしませんか? 買い物の途中でたまたま寄ったり、喉が渇いたからちょっと休憩するのとは違う。それはすごく素敵なことだなと思っています。