A.スマホというより、気軽に使えるパソコン。ノートや手帳としても活躍します。
「iPadって、大きいスマホじゃないの?」と思われがちですが、画面が大きいのはとても快適なんですよ。
写真や動画、長い文章もストレスなく見られますし、iPadにはふたつのアプリを同時に表示できるパソコン的な機能があって、左の画面で電子書籍を読みながら、右の画面でメモをとれたりするのが便利。
それでいてパソコンよりはかさばらず、ソファやベッド、キッチン、出先など、場所を選ばずに見られる。ノートや手帳としてのサイズ感もちょうどよくて、デジタル文房具感覚で使えます。
ウィンドウズやアンドロイドのユーザーでも、タブレットを持つならiPad一択と言い切れる完成度です。
A.4万円内で買えるシンプルな「iPad」が、断然おすすめです。
iPadは、いちばん手頃な価格の「iPad」（以下通称の無印iPadと表記）のほか、プロ、エア、ミニの4つのラインナップがあります。
無印iPadでも上位機種とできることは同じで、仕事やプライベートに使うための一通りの機能に対応。処理に時間のかかるクリエイティブな作業をするとか、画面サイズにこだわる人以外は、無印iPadで充分です!
絵や文字を手書きしたい人はオプションでペンシルを、メールなどで長文を打つ人はキーボードを検討すると、より快適。ペンシルはサードパーティー製の「USGMoBiタッチペン」が3000円以内で買えるので、まずはそれを試してみる手も。
A.iPadはペーパーレス化が得意! また、ノート、アルバムと何役もこなします。
身のまわりのあらゆる物が、iPad一台に置き換えられます。
まずしたいのは書類のペーパーレス化。家電の説明書や子どもの学校の手紙類は、スキャナーアプリの「Adobe Scan」を使って写真を撮れば、きれいにデータ化されて面倒な書類整理が不要に。
文字を認識するので、たとえば「運動会」と検索すれば該当の手紙が見つかるし、家族での共有や、出先から見るのも簡単です。
また、写真の整理には「Google フォト」を使えば、日付、位置情報、人物の顔などで検索ができるから、iPadがアルバム代わりになります。メモアプリやノートアプリを使う場合も、無限の枚数がiPadにおさまりますよ。
A.家族で盛り上がるのはレトロゲーム。バーチャル街歩きも息抜きになります!
動画配信サービスもたくさん見ていますが、僕が密かにはまっているのは、世界中の衛星写真が見られる「Google Earth」です。
自分の故郷や思い出の場所を見る人が多いようですが、なかなか旅に出られない今、僕は行きたい国の街並みをバーチャルに訪ねています。
ゲームでは、昔のスーパーファミコンなどのレトロゲームがiPadのアプリでいろいろリバイバルされています。僕は父が遊んでいたゲームをやっていますが、親子で盛り上がれますよ。
iPadならではの手書きのよさが楽しめるのは日記アプリ。カレンダーとリンクしたり写真を貼ったりして立体的に記録できます。
ユーチューバー、ドリップ代表
YouTubeでiPadなどの活用法を紹介。登録者数約30万人。著書に『はかどる神iPad』（マガジンハウス）がある。
『クロワッサン』1072号より
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ（税抜き）の価格となります。
