地曳さんがデジタルガジェットを好むのは、「根がものぐさだから」だそう。
「ものぐさだけれど、ものごとは合理的かつスマートがいい。両立を叶えてくれるのがデジタルガジェットです」
そんな地曳さんはプライベートでもスマホの機能や便利なアプリを使いこなしている。
旅のプランニングやホテルの予約、航空券や新幹線の手配はスマホの旅行アプリやオンラインのチケットレスサービスで。ショッピングにはキャッシュレス決済のアプリを使うので、スマートウォッチひとつで身軽に出かけられる。
もちろん、自宅にもデジタルガジェットを取り入れてスマートホーム化を実現しており、出先でスマホのアプリからエアコンの室温や湿度をチェック、操作しているそう。
スマホやSNSのメリットを「家族や友人とのコミュニケーションをスムーズに行え、高齢者が社会から孤立しなくなる」と語る地曳さん、年齢が高くなるほどデジタルガジェットを使いこなしたほうがいいというのが持論だ。
「物忘れがひどくなってもスマホがスケジュールをリマインドしてくれますし、画面の文字が見えづらくなったら文字を大きく表示することも。生活を便利にしてくれる、私たちの世代にうれしい機能がたくさん備わっているのだから、これは使わなければ損!」
特に大人世代におすすめしたいというのがスマートウォッチ。転倒検出機能や不規則な心肺リズムの検知機能、緊急通報サービスが備わっているから、いざというときにも安心。実際、地曳さんの友人2名がこの機能に命を救われたとか。
「文字の大きさを変えたり、明るさを調整してみたり、まずはスマホの基本設定を見直してみるのはいかがでしょう? 自分が使いやすいようカスタマイズしてみたら、もっとデジタルガジェットと仲良くなれますよ」