日々の買い物、料理にもいつもとは違う工夫を加えていた、牧田敬子さん。
「たびたび買い物に出なくても済むように、肉類はかたまり、刺身はサクで買い求め、鮮度のいいうちに茹でたり煮たり、締めたりと調理し、それを数日間展開させて食べていました。スーパーで加工食品などは品薄気味でしたが、生鮮食品は意外と豊富でしたので、普段どおり、なるべく旬のものを味わうように心がけましたね。また日持ちのことを考えるとどうしても肉料理に偏りがちだったので、食物繊維不足にならないよう、白米には胚芽押し麦をたっぷり混ぜて炊いていました」
都会に住む生活の中でのうれしい変化もあったそうで、
「今までは朝、自動車や機械の音で目が覚めることが多かったのですが、街が静かな期間は日々、鳥の鳴き声で目が覚めたことが新鮮でした」