壁を掃除する習慣がありません。どんな頻度で、どう掃除すればいい?
普段の生活で苦手な掃除は何? そんな問いを立て、編集スタッフに大調査。知的家事プロデューサーの本間朝子さんとダスキン サービスマスター事業部マネジャー小松拓也さんのお二人に話を聞いて、かゆいところに手が届くプロの意見をQ&Aでお届けします!
撮影・岩本慶三 文・板倉みきこ
【Q】壁を掃除する習慣がありません。どんな頻度で、どう掃除すればいい?
【A】
「私は、3カ月に1度くらいのペースで掃除しています。ホコリが溜まりやすいのが、部屋の隅と換気口の周り。簡単な汚れならフロアワイパーにドライシートを付けて取り、取りにくい汚れならマイクロファイバークロスなどで拭き取ります」(本間さん)
キッチンの壁は落ちにくい汚れが多い。
「スポンジやクロスを、水ではなく、お湯に浸してよく絞ってから使うと取りやすくなります。しつこい汚れには洗剤を使いますが、洗剤が残っているとシミになるのですぐ拭き取りましょう」(小松さん)
和室の壁など、水拭きだけでシミになったり、摩擦で傷つく素材もあるので注意。
「特殊な汚れは別として、壁紙は均等に汚れます。1カ所だけきれいにすると悪目立ちすることもあるので、やるなら全面やる、という気合も必要です」(小松さん)
本間朝子(ほんま・あさこ)さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した自身の経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。著書に『ゼロ家事』(大和書房)など。毎月無料家事セミナー開催。
小松拓也(こまつ・たくや)さん
ダスキン サービスマスター事業部マネジャー。掃除用品の販売や家事代行など、暮らしの中の“キレイ”を提案する会社「ダスキン」に勤務。現在、ハウスクリーニング部門で活躍中。
『クロワッサン』1024号より
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