【A】
汚れの元となるホコリや髪が集まりやすく、カビが好む湿気も多い浴室の扉付近。
「まず乾いた状態の時に、毛の長いブラシや隙間ブラシなどで汚れを掻き出します。こびりついた汚れは、単純な汚れであれば中性の浴室用洗剤を、カビであればカビ取り剤を付けてしばらく放置し、柔らかくなったところを洗い流します」(小松さん)
扉周りの汚れを放置しておくと、浴室内のカビが増える原因にもなるので要注意。
「換気は、換気扇を回し、扉の通気口から空気が行き来することで初めて成立します。高温多湿でカビが生えやすい夏場は、特に念入りに扉の通気口やサッシの掃除をしましょう。通気口の溝に溜まった髪やホコリの掃除には、100均で買える急須注ぎ口ブラシや、風呂場の隙間掃除に特化させた専用ブラシがおすすめです」(本間さん)