くらし

ちらし寿司より簡単でヘルシー、グリーンハーブライス【松田美智子さんのレシピ】

植物を育てるなら食べられるものを、というのが料理好きな人の考え。ハーブ豊かなテラスを実現し、日々の食卓に生かすヒントを料理研究家の松田美智子さんが教えます。
  • 撮影・新居明子 文・板倉みきこ

グリーンハーブライス

ベイリーフとタイムの香りを移した湯でイカをさっと茹でると、魚くささが消える。茹で時間は短くても効果が。

ちらし寿司より簡単でヘルシー。パーティーでも楽しい大皿料理。

【材料(作りやすい分量)】 
A[白米1と1/2カップ、ハダカムギ1/2カップ、黒米大さじ2]
B[水2カップ、オリーブオイル大さじ1]
イカ1杯(ワタ、軟骨を除く)
C[ベイリーフ1枚、タイム3茎、白ワイン大さじ3、塩小さじ1]
D[にんにくのみじん切り大さじ1、オリーブオイル大さじ1]、豚ロース薄切り肉200g
E[ナンプラー大さじ1、酒大さじ1、こしょう少々]
レモングラスの小口切り大さじ2
F[ナンプラー大さじ1〜2、塩・白こしょう各少々]
新玉ねぎ1/2個(繊維を断ち切り薄切りにして水にさらし、水気を押さえる)
レタス3枚(千切り)
トレビス3枚(千切り)
イタリアンパセリ4〜5茎(ざく切り。香菜でも可)
きゅうり1本(種を除き4cmの短冊切り)
ピーナッツ1/4カップ(1粒を4等分に切り乾煎りする)

【作り方】 
1.Aを合わせてとぎ、10分浸水、ザルに上げて15分水を切り、Bを加えて炊く。
2.Cを加えた湯を煮立てイカをさっと茹でて氷水に取り、薄切りにする。
3.フライパンにDを入れ、1cm幅に切ってEで下味をつけた豚肉を汁気と共に加えて炒める。レモングラスも加えて炒め合わせ、Fを加えてさっと火を通す。
4.大きめの器にごはんを盛り、イカ、野菜をのせ、炒めた豚肉を炒め汁ごとかけ、ピーナッツを散らしよく混ぜる。

*具材は好みでタンパク質と野菜(色、食感、風味のバランスを見て)を組み合わせる。

松田美智子(まつだ・みちこ)さん●料理研究家。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師。現代のくらしに応じた、季節の食の楽しみ方を提案。本誌で「くらしの歳時記」を連載中。

『クロワッサン』1021号より

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