くらし

スタイリスト・岡部美穂さんの好きなものが「生きる」部屋。

  • 撮影・馬場わかな 文・新田草子

[ 玄関 ]ヒバ材と風通しをよくする建具で、 エントランスも部屋も清々しく。

「仕事柄、靴の箱が捨てられないんです」という岡部さん。以前は玄関の一角に積んでいたというそれらを収納できるよう、シューズボックスの下にスペースを作ってもらった。そのシューズボックスの天板として使われている分厚い一枚板は、夫が勤める雑貨店で扱っている青森産のヒバ材。

「抗菌・消臭力が高く、玄関にぴったり。トイレにも、同じ素材のチップを置いています」

さらに、玄関から続く廊下と各部屋を隔てるドアにも、空気を爽やかに保つための工夫が。

「すべて、手で動かせるルーバー付きのものにしました。開けておくと風通しがよく、夏でも熱やにおいがこもらず快適です」

玄関の前に椅子を1脚。掛け軸のように好きな写真を飾る。

「絵や写真は単独で飾るよりも椅子やソファと組み合わせると決まる、という石井さんの『掛け軸論』にならいました」

収納力も抗菌力もある、特製シューズボックス。

下をフリーの収納スペースにしたシューズボックス。ここにも、お気に入りのオブジェを並べて。

ルーバー付きドアで明るく、風通しよく。

全面ルーバーのドアは、ブラインドメーカー「ナニック」で特注。
ドアを閉めても光が通り、日中の廊下の明かりはこれで充分。
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