くらし

【和田裕美のお悩み相談】就活で話せるエピソードがありません。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は就職活動で胸を張って話せるエピソードがなく困ってしまった大学生からの相談。

<お悩み>

現在就職活動真っ只中の大学4年生です。就職先が決まっておらず、一年留年して大学5年生になることが決まっています。
僕の悩みなのですが、エントリーシートでほぼ必ず聞かれる「学生時代に頑張ったこと」が何もありません。先輩には「特別なことじゃなくて大丈夫」と言われているし、題材よりどう書くかを見られている、ということはわかるのですが無為な大学生活を送ってしまった事実を突きつけられて暗い気持ちになります。
受験勉強を通して勉強は向いていないと感じたので、大学では勉強は一切していません。4年間続けたことと言えばコンビニのバイトと、集まって飲むだけのサークルくらいです。
仕事を頑張りたいという気持ちはあるのですが、自分をどうアピールしたらいいかがわかりません。
(クリープ現象/男性/20代私立文系です)

和田裕美さんの回答

クリープ現象さん、こんにちは和田裕美です。

ううむ……
「学生時代にがんばったこと」がないんですね。
でもここに書いてあるように
・勉強はしなかった
・アルバイトと飲み会の4年間だった

というのが事実ならこれは変えられない。
自分で今「無為な大学生活を送った」と
書いているのだからそれはそうなんです。
もう終わったことなのでどうしようもないです。

けれど、このままだと
さらに「無為」な人生を送り続けてしまう可能性があります。
なぜって、今までは自分のやっていることに
あまり誇りを持たず
「意味を見出す」ことをしてこなかったから。

コンビニのアルバイトは立派な仕事です。
飲み会だって意味を見出せばとても重要な
コミュニティづくりの一つです。
なんとなくお金のためだけにやっていたアルバイト
なんとなくお酒を飲む遊びとしてやっていた飲み会の
「なんとなく」を今日からやめるのです。

こう考えるのはどうでしょうか?

あなたはいろいろなアルバイトのなかから
意味をもってコンビニを選んだのです。
そこには
全ての時間帯(24時間)の接客対応を学べる機会があり、
短い時間にお客さんと話せる機会があり、
商品の陳列や補充などを効率よく考える機会があり、
オーナーと話せる(起業マインドを学べる)機会があり、
外国人と一緒に働く機会があり、
一箇所で学べることが多いと思ったからです。

人はあまりコンビニアルバイトを
高評価しないかもしれないけれど、
僕にとってコンビニアルバイトは自分を磨くための
最高の現場でした!

みたいな「意味を見出す」のです。
そしたらそれは一瞬で
学生時代にがんばったことにならないですか?
意味のあることをしていたんです。
あなたが「学び」さえすれば。

飲み会も同じ!
場所を選んで会費を集めて
場を盛り上げて仲間を増やす。
これこそがコミュニケーションスキルが
アップした秘訣です。
最近の若い人はお酒を飲まない人が増えたと言いますが、
僕はお酒こそ最高のコミュニケーションツールだと思ったから
学生時代に飲み会を週5でやろうと決めて
目標達成しました。

なんて言うと
飲み会にも「意味を見出す」ことできます。

とにかく、クリープ現象さんは
今までやっていることの意味を「考えない」で生きてきたんです。
自分に誇りを持っていないのです。
意味を見つけて自信をもって話して、
その上で「それいいね!」と言ってくれる企業を見つけてください。
営業とか向いていると思いますよ!

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。新刊に『稼げる技術』(ダイヤモンド社)、『タカラモノ』(双葉文庫)など。
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