くらし

掃除のプロに1日入門、基本的な考え編。

  • 撮影・黒川ひろみ イラストレーション・sino

[Lesson2]必須なのは技術だけではなく、コミュニケーション力を磨くこと。

研修ルームには、玄関も設置。まずは川津さんが訪問時のお手本を披露。
「第一印象は大切。 柔らかな雰囲気で」(川津さん)。扉が開いたら、とにかく笑顔。しっかり相手の目を見て話すことも大事。
「身だしなみにも注意。 髪もまとめて清潔感を」(川津さん)。首筋をのばすよう心がけて腰を深く曲げるのが、きれいなお辞儀のコツ。

お客さまとのやり取りをスムーズに進めるために必要な、笑顔やお辞儀の仕方といった研修もしっかりと行う。

「最初にお互いが緊張して空気が固くなると、言葉が出にくくなる。そうすると自然と無表情になりがちで、相手も気軽に頼みにくい雰囲気となり、残念な時間と空間になってしまいます」

話しやすくて、技術もきちんと。どちらもないとダメなんですね。

sino(しの)さん●イラストレーター。女性誌、web、書籍、PR広告の仕事のほか、ワードプレスを使った自身のサイト「sinoop2」や、東京・谷根千ガイド「Mon Yana
ka」などを制作、運営。

川津尚美(かわつ・なおみ)さん●ベアーズレディ。家事代行スタッフとして活躍する傍ら、現在はベアーズレディに志願してきた後輩の指導のため、教官として座学から実地まで研修を担当。

『クロワッサン』1011号より

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