更新: 2021年08月04日 17:00

【二黒土星の2021年下半期（8月8日〜2022年1月31日）の運勢】真木あかりの九星気学占い

九星気学では旧暦を使うので、現在のカレンダーでいえば2月からが1年の始まりと数えます。そこで下半期の運勢も、8月から来年の1月という区切りでお届けします。
上半期に続き、六白金星の年であることに変わりはありません。品格のある振る舞いと良質な生活を目指すことが開運につながります。なお、カレンダーが切り替わって2022年1月になると、2022年2月から始まる「五黄土星」の影響がだんだんと濃くなっていきます。努力の結果が吉凶として如実に反映される年ですから、2021年からコツコツと地道な積み重ねをしていくのは、素晴らしい恵みをもたらしてくれるだろうと思います。とはいえ、皆様ならすでに、日々積み重ねていらっしゃることでしょう。良いほうにつながると信じて、この下半期も頑張ってまいりましょう。

文・真木あかり

二黒土星

総合運

8月から秋深まる頃までは運気のアップダウンが激しくなりそう。ツイてる！と思ったら水面下で不穏な動きが同時進行しているなど、なかなか落ち着かない時期と言えるでしょう。とはいえ、こういう時だからこそはかどることもあります。たとえば技術の鍛錬や関心があるテーマの勉強といった、自分を磨き上げるようなことについては安定してはかどる見通しです。特に9月は、結果が出るタイミング。頑張ってきた人にとっては、望んでいた嬉しいニュースが届くでしょう。ただ、忙しさにかまけて「明日から頑張ろう」を続けてきた人は、ちょっと気を引き締めなければいけない展開が訪れる可能性も。思い当たることがあるならば、8月からでもまだまだ、間に合うことはあります。 11月以降、運気は上り調子に。特に12月、翌1月の上げ幅は急激であり、満足感や充実感でいっぱいの年末年始となるでしょう。夢や理想がかたちになる人も多いはず。好調期ゆえにさまざまなオファーが来る暗示も出ていますが、全部に応えようとすればどれもが中途半端に。欲をかきすぎず、余裕を持って対応できるレベルに留めておくといいでしょう。チャンスロスのように思えても、ご縁があればまた形を変えて巡ってきますよ。

対人運

8月から9月にかけてはオフィシャルな人間関係、つまり仕事や所属している組織において先行きが不安になるような変化が訪れそう。頼りにしていた人と離れることになったり、新しいメンバーが入ってきて対応に追われたりと、接する顔ぶれが変化するのでしょう。また、10月は家族との関係ですったもんだがありそうな予感も。いろいろと言い分はあるかと思いますが、「正しい／正しくない」で話を進めると、この時期はとりわけ相手が心を閉ざしてしまいやすいでしょう。「北風と太陽」の例えではありませんが、「話してくれるのを待っているよ」とあたたかく受け止める、心の余裕が大事です。 11月、12月は運気が回復してくるものの、人間関係は空振りと感じられてしまうことが多そう。人に頼ろうとせず、自分の力でなんでもやってみることが必要と言えます。とはいえ、思うにまかせない日々も無駄というわけではありません。苦労を経験したことで人に優しくなれるように、試行錯誤をすることでコミュニケーション能力は磨かれているはず。1月以降、その器の大きさが役立つかたちで人間関係が広がっていきます。理解し合えるあたたかさが、あなたに自信を与えてくれるでしょう。

恋愛運

パートナーがいる人は、夏から秋にかけて注意が必要。ちょっとしたことで言い合いになり、衝動的に「もう別れる！」と口にしたら本気で受け取られてしまうなど、「ついカッとなって」「つい出来心で」が受け入れてもらいにくい時期といえそうです。いくら気持ちが高ぶっていても、本心からではない言葉はグッと抑えること。そして、仮に別れ話をするのであれば、感情的に突きつけるよりは落ち着いた場所で、今までのお礼とともに冷静に言い出したほうが、良いかたちでのお別れにできそうです。せっかくつながったご縁です、最後の瞬間まで大切にする気持ちでいることが大事です。なお、11月以降は好調に転じます。愛を確かめ合える、ロマンティックな年末年始となりそうです。ただ、モテる時期でもあるので心変わりには十分ご注意を。今は恋を探している途中という人は、10月以降が狙い目です。結婚を望んでいる人は、11月に出会った人とは誠実なお付き合いに進展しやすい予感。特に趣味つながりで知り合った人とは早期に意気投合できるはずです。すでに知り合っている人とも、共通の趣味を話題に急接近することも。「アドバイスもらえる？」「教えてあげる」など、知識のシェアはいいきっかけになります。

金運

8月から11月は残念ながら低調気味。9月は一時的によくなるものの、調子に乗ると10月、11月の低迷度合いが大きくなり、あとあとまで尾を引くことに。できるだけ出費をおさえ、いざというときに困らないようにしたいものです。特にフリーランスや自営業の人は無理をせず、堅実な資金繰りを意識してこそいい仕事ができるはず。「貧すれば鈍す」とはうまく言ったもので、アイデアが凡庸になってしまうのです。 12月、翌1月は安定してくる見通しです。冒険やリスクテイクには向かないものの、全体的に活気が出てきます。対人運アップにつき交際費や交通費が多くなりがちですが、ある意味「必要経費」と思って差し支えないだろうと思います。

2021年下半期の吉方位

8月の吉方位：南東、北西
南東は社交性がアップ。プライベートでも仕事でも、欲しい運を手にすることに。北西はトップを目指す人にはぜひ使っていただきたい方位。人をリードする力がそなわります。

9月の吉方位：北西
気力が充実し、抱えていた問題事にも解決の道が見つかります。人からのサポートも得やすくなるでしょう。

10月の吉方位：西
金運と対人運がアップする方位です。恋をしたい人はこの時期、積極的に西に出かけて。

11月の吉方位：北西
アクティブに目の前のことにトライしていける方位。特に仕事で、現状よりも高いところを目指したい人に幸運が訪れるでしょう。

12月の吉方位：南、北東
南はひらめき力アップ。研究職やクリエイターの人には嬉しい成果が出るでしょう。北東は友人関係が好調に。より高いクラスの人とのご縁もできるでしょう。

1月の吉方位：南、北
南は金運において先見力がアップ。買い物でもいいものを見つけられそう。北はもう自分には不要になったご縁を“縁切り”できる方位。スッキリできます。

二黒土星の基本性格
ふかふかに耕されてみずみずしい生命を育む畑のように、おおらかな心と人のために尽くす愛情にあふれた人です。温和で物腰が柔らかく、誰に対してもきめ細やかに気配りをするので、あなたのまわりの人はきっと大きな癒やしや安心感を得ていることでしょう。ただ、穏やかなだけで終わる人でもありません。ブレない自信を持ち、完璧主義でもあるので、やると言ったことは火が降っても槍が降っても成し遂げようとするでしょう。持ち前の粘り強さ、勤勉さで、時間はかかっても確実に前に進むため、周囲の人が驚くような偉業を打ち立てたりもするのです。ちなみに「貯め込む」のが得意であり好きなので、家のなかのお菓子がやたら充実していたり、「いつか使うかも」と思って取っておいたショップバッグや箱、紐といったものがクローゼットに山積みになっていたり、などという思いがけない一面も。でも、お金や努力も「貯める」ことができるので、きっと得をすることも多いだろうと思います。