からだ

いざ! 1日1分、毎日の「つまむ」手技でリフトアップを実現しましょう。

顔のたるみの原因は、頬の皮膚の下に潜むバッカルファットとメーラーファットという2つの脂肪にありました。
ゆるんで落ちたり、固まったまま下がってきたり。その脂肪に直接アプローチ、リフトアップをします。
  • 撮影・青木和義 図解イラスト・坂本康子 文・越川典子

エリーのりこさん
エイジングケアスパ「エリオゼン」オーナー
フランス国家資格をはじめ、32カ国認定資格ももつセラピスト。オリジナルメソッド「光明フェイスデザイン」を確立。TEL.070-6464-5008 https://elieno.com

40代以降が悩む4大ライン

脂肪が崩れ落ちることで現れる、4本のライン。ぐんと老けて見える原因になっている。

つまんで離すことで、なぜリフトアップするのか、その理論を聞いた。

「バッカルファット、メーラーファットは老化とともに下垂します。それだけじゃありません」とエリーさん。

「脂肪細胞は脂肪の粒の塊で、水を抱え込んで固まってしまうんです。それをゆるませるには、もみほぐす手技が有効なのですが、顔の小さな組織に焦点を当てるには手のひらは大きすぎる。試行錯誤した結果、『指先でつまむ』のが最も効果的だとわかったんです」

つまんでパッと離すことで、新鮮な血液が流れ、硬くなった筋繊維間の連結がはずれ、こわばりがほぐれるのだ。

「そのとき、必ずリガメント(靱帯)を押さえることがポイント。リガメントは、骨、脂肪、筋肉、皮膚をつなぎ合わせる接着剤のような役割を果たしている膜組織。劣化すると支えが利かなくなるので、ぐっと押すことで支柱の働きを取り戻します」

手技を全部行っても、1回1分。

「すべりすぎないようクリームは不要。基礎化粧品で肌を整えて始めましょう」

2大脂肪が崩れ落ちてくる

フェイスラインにあるバッカルファット、目の下にあるメーラーファット。この脂肪が崩れ落ちて、顔の形が変わってくる。つまんでくいとめよう!

ピンの働きをするリガメント

皮下組織を支えるリガメントを、ぐっと押して手技を行うのがコツ。ゆるみを戻すつもりで。
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