自律神経の乱れはイライラのもと。呼吸法を見直して、心身を整える。
すぐイライラしてしまうのは、実は、自律神経の乱れが原因かも?
身体のメカニズムを踏まえた呼吸法で心身の不調を整えていこう。
身体のメカニズムを踏まえた呼吸法で心身の不調を整えていこう。
撮影・森山祐子 スタイリング・仮屋園寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ モデル・イリー 文・板倉ミキコ
まずは普段の自分の呼吸との違いを体感してみよう。
力みと緊張を解放し、本来の呼吸を体得。
森田さんが提唱している呼吸法は、身体の動きに合わせて自然と息が出ていき、吸いたくなる気持ちに合わせて吸うというもの。
「上記の一連の動きをすると、前屈すれば息を吐き出したくなり、身体を元に戻すと吸いたくなります。人間の胴体を一つの容器に例えると、容器が狭くなると息は出ていくし、戻れば息も戻る。これは私たちの身体に備わっている自然の働き。でも緊張や力みが強い人は、前に倒れたときに息が止まったり、息を吸ってしまうのです」
自然呼吸が身につけば、仕事中や家事をしているとき、人と話しているときに息が浅くなったり、無意識に力んでしまう呼吸との違いに気づけるようになるのだ。
「鼻で吸って口で吐きますが、頑張って呼吸しようと思うと力みます。特に吐くときの口に注意。唇を尖らせず、“ふ”と“へ”の間のような脱力した形で吐いて。身体の中心に息が収まる感覚が生まれ、頭がすっきりしてきますよ」
【 基本となる自然呼吸 】ゆっくり10〜20回
タンクトップ6,000円、ブラトップ9,000円、レギンス1万1000円(以上ダンスキン/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL.0120-307-560)
『クロワッサン』994号より
02 / 02
広告