夜中に足がつる要因の一つは
ふくらはぎの冷え
足のつりは、筋肉が異常に収縮することによって激しい痛みを伴う症状のこと。ふくらはぎに起こりやすいので「こむら返り」とも呼ばれています。
原因は、はっきりしたことはわかっていませんが、「筋肉疲労や、冷えも要因の一つと考えられています。寝ているときに布団から足が出ていたりすると、朝方になって冷え切った筋肉が、寝返りを打ったときなどに突然収縮し、こむら返りが起こります」と津田さん。
そして残念なことに、年齢を重ねると、足がつる人は増える傾向にあるそうです。
「それは、加齢による筋肉量の減少、持病の影響、薬の副作用など、さまざまな誘発原因が重なりやすいためだと考えられます。足のつりが頻繁に起こるとなると、筋肉を痛めたり、睡眠の妨げにもなります。予防策や対処法を知っておくとよいですね」(津田さん)