【ブラッシングの基本と歯ブラシ編】不調を呼ぶ口中老化を防ぐには、正しい歯みがき習慣が基本です。
口中から健康になるうえで欠かせないのが歯みがき。ブラッシングの基本や回数やタイミング、おすすめのデンタルグッズなどを紹介。
撮影・中島慶子 イラストレーション・安ケ平正哉 文・一澤ひらり
[ブラッシングの基本]力が入らないよう鉛筆持ちで、毛先を細かく動かす。
人それぞれ、癖があるのが歯のブラッシング。みがき残しを防ぐには?
「左下の奥歯→下の前歯→右下の奥歯というように、順番を決めて1本ずつ意識しながらていねいにブラッシングすることが肝心です。歯周病対策に効果的なのが『バス法』。ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に45度の角度に当て、軽い力で横に細かく動かします。プラークをやさしく掻き出すイメージで、1カ所約20回が目安です」(西原さん)
練り歯みがきの量はブラシヘッドの3分の1未満か、小豆1粒程度で充分。量が多いと泡立ちや清涼感でみがいた気になってしまうので、少量で15分ほど時間をかけゆっくりみがくのが理想。
「朝や昼に比べれば、夜はテレビを見たり、入浴しながらでもみがけますよね。みがいた後、舌で歯の表面をなぞってツルツルしていればOKです」
歯のみがき方と順番を習慣にする。
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