では肌はどうなのか? 東京・六本木「わかばクリニック」のロボスキンアナライザーで診断することに。しかし、ここでも予想は見事に覆された。今年還暦を迎える山口さんの肌年齢はなんと44歳! 院長の工藤清加さんからほめられるほどの美肌の持ち主だったのだ。
「最悪の想定をしていたのでビックリです。どうやら太っているのがプラスに働いて、栄養が行き渡っている状態なのかも(笑)。だとすると、これからダイエットしていくと肌と髪の毛のハリとかツヤとかがどんどん失われていく可能性があるのかしら」
そんな山口さんの心配にこたえて、工藤さんがアドバイス。
「いま美肌菌ブームで、表皮ブドウ球菌という皮膚常在菌の一種が注目されています。美肌菌を残すには洗浄成分の強くないもので洗顔すること。増やすためには乳酸菌が有効なので、私は豆乳と発酵食品を組み合わせて摂っています。女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンは心強い味方だし、乳酸菌を腸に運ぶ発酵食品は腸内環境の改善に必須ですからね」